内容説明
人気急上昇のゴシック・コメディ第3弾!
朝ノ宮陽名、冬上雪絵と和解を果たし、ケースケはつかの間の平穏な学園生活を満喫していた。≪群れ≫の逆襲に備え、アリッサの下で修行を積むケースケ&友月。そんな矢先、放課後にオウルが出現……その真意は?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
3
《群れ》のオウルが和解の交渉にやってきて《方舟》の行いが正しいのかどうかを問いかけてくる第3巻。陽名ちゃん宗教団体でお金儲けとかもしてたのか…イメージが悪い…。地道に成長している啓介やオウルとトウコの結末、最後のアリッサなど爽やかな読後感で今回は中々楽しめたものの相変わらずスローペースなのは気になりますね。敵キャラクターが断片的な情報のままどんな悪質な事をしても根っからの悪人はいないよみたいな世界観はちょっとどうなのだろう…。色々布石も出してきてますし早く大きく盛り上がってほしい所ですが、今後に期待です。2017/06/24
カインズ
3
【友月の気持ち、アリッサの気持ち】冒頭の啓介と女性陣とのやり取りが面白かった。順調に女難に悩まされているようで何よりです。友月の焼き餅が可愛くて最高。ストーリーとしても互いの正義について改めて考えさせられる内容になっている。口絵のセンスが相変わらず素晴らしい。2011/08/07
ウラー
1
なかなかよかった。「すべきこと」と「したいこと」というテーマが完徹していたのは僕にとっては高評価だ。1巻からそんな感じはしていたが、アリッサは「すべきだから、する」という責任感が肥大化したタイプ。しかしそれは思考放棄であり、結局は諦めでしかない。今回自分がしたいことをすればよいと気づいた彼女の今後が楽しみです。2014/09/24
晦夢
1
今回は色々と伏線が張られた回だった。 そして、アリッサの回だった。 過去も少しずつ語られていく…2013/06/12
コリ
1
最後の「爆弾」が今後の物語にどう影響するか非常に楽しみ。友月の出番が少ないのが残念。 2010/10/24