ガガガ文庫<br> 羽月莉音の帝国10

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ガガガ文庫
羽月莉音の帝国10

  • ISBN:9784094513257

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内容説明

全世界を揺るがす革命の物語、ついに終幕!

『革命部の栄光のために!』
かけ声とともに膨大な数のミサイルが日本へ向けて飛び立っていった――。全世界から宣戦布告を受けた俺たちの新生国家『大革命部帝国』は、国連から国家として承認を受けるために、この世界大戦を勝ちきらねばならない。電撃戦で日本の主要戦力を奪うことに成功した俺たちは、次なる敵・アメリカ軍の全力攻撃に備えていたのだが、敵は俺たちが予想だにしなかった方法で攻撃を仕掛けてきた!
 世界大戦の勝敗行方は?
 革命部の新世界構想とは?
 超弩級のスケールで描く少年少女たちの革命の物語、ついに終幕!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

54
シリーズ最終巻。莉音たち革命部の戦いに終止符が打たれる話。なるほど、そういう幕の引き方ですか。ここまでスケールを大きくしたんだから、最後まで突っ走って欲しい気持ちはあるけど、綺麗に終わらせるにはこれがベストな気もします。この前までの巻がピークだったのは否めませんが。結果よりも、そこに至るまでの過程が面白いお話だったと思います。ラノベなのにラノベっぽくない。現実のテーマを使って、これだけド派手な展開にしてくれた作者さんに拍手ですね。スケールが壮大で、経済の勉強にもなる、とても為になる作品なのでオススメ。2015/10/12

ほーりえ

31
シリーズ完結編。 正直舐めてた。 何だかんだ言いつつ、最後はやっぱり主人公側が勝つのが王道ってものじゃないですか? それをいい意味で裏切ってくれた、とても素晴しいシリーズでした。 エンターテイメント作品としても◎だが、それ以上に色んなことを学べたし、これからの自分を構成する要素の1つ(ちょっと大げさかな?)にもなった。 ここまで人に勧めたいと思った小説は久々だ。2013/06/01

ynor

23
文句言いながらも2年で10冊完走したんだなあ。それだけ作品に魅了されてたんだと思う。キャラ小説としてより作者の熱さがつたわるアジテーションとして素晴らしい内容。シリーズ後半恒太の活躍は出藍の誉れでした。ありがとうございました。2012/03/20

めもり。@社会人4年目

22
評価<★★★★★+★★★★★> 読了まで2ヶ月くらいかかってしまいました(汗 と言う事で、高校生が世界革命、「羽月莉音の帝国」最終10巻になります。対日戦から対米戦へ。まあ結論から言って、勝てるわけ無いですよねー、と。あと少しだった思うのですが。しかし、こんな大風呂敷広げて進んでいった物語にちゃんと終止符を綺麗に打ってくれた作者様に感謝ですね。大原総理がキーマンになるとは思いませんでした。そしてラストの「俺達の戦いはこれからだ!」ENDもこの場合に限っては嫌いじゃないです。革命部の未来に栄光あれ。2013/02/01

サト

18
わずかな核弾頭で全世界を牽制する革命部と、全力で軍事力を発揮するアメリカが激突する、革命のクライマックス。バッドエンドとハッピーエンドのどちらの結末も描くマルチエンディングのような終わり方が良い読後感を出している。小さな部室から始まった高校生の会社が、成長して合併し、ヤクザと抗争しては中国やロシアとの国際問題を乗り越えて銀行を建て果ては世界革命……あまりの規模の大きさに圧倒されつつも震えるほど楽しんだ。過去類を見ないシリーズだった。ご都合主義なところもあったけれど、この驚嘆に比べたら些細なことのように思う2013/03/05

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