ガガガ文庫<br> 羽月莉音の帝国2

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ガガガ文庫
羽月莉音の帝国2

  • 著者名:至道流星【著】/二ノ膳【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 小学館(2015/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094512007

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内容説明

沙織を救え! 株式会社革命部の友情
経営ライトノベル第2弾!

1巻では創業から上場までを超スピードで展開してきた株式会社革命部!
2巻は主人公の羽月巳継が16歳で世界最年少の上場企業社長になったところから物語は始まります。
上場祝い(?)で部のみんなでアメリカ旅行……のはずがPMC(民間軍事会社)で軍事訓練を積まされることに! この教練が終わったら、おれ、カニ食べ放題に行くんだ……

さらに帰国後まもなく沙織の父親の広告会社がフロント企業による不払いによって30億円の負債を抱えてあわや倒産の危機!
正攻法ではいかんともしがたいヤクザから、きっちり売掛金を回収できるか?それとも……?

そしてさらなる事業拡大をはかるため、革命部は社員数30倍、売上規模50倍の巨大企業、日本最大の衣料チェーン・アクアスにTOB(敵対的買収)を仕掛けるのですが、こちらもマトモにやったら勝ち目はナシ。
はてさて莉音はどうやって成功させようというのか?
しかもアクアス社長・立花は商社出身でMBAホルダーというビジネスエリート。
反撃を喰らって革命部は絶体絶命!?

ジンバブエ並みのハイパーインフレでスケール拡大を続ける『羽月莉音の帝国』、2巻も超速!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

47
女子高生企業物語の第二弾。建国の為に必要な軍事力を得る為に、民間軍事企業に修行に向かう所から始まる話。沙織の不憫さがとどまるところを知らない…。何と言うか彼女の不憫さは正直、読んでいて心が痛くなるレベルなのでもう少し何とかして欲しいです。物語の展開としては今後へ向けて風呂敷を広げれるところまで広げていっちゃおうみたいな感じだったので、次巻に期待ですかね。シリーズ2冊目にして絶体絶命な状況に陥った訳ですが、どんな手段で巻き返してくれるのか楽しみです。2015/10/06

miroku

16
相変わらず面白い。だが「世界征服」「大日本サムライガール」とテーマ・展開が類似し過ぎている。使い回して劣化するのが心配だ。2015/06/03

雨ヨ@感想後まわし;

16
民間軍事会社、武器商人かぁ。確かヨルムンガンド(アニメ、、漫画のあるよ)もそんなこといってたっけ。ふむ。確かにのしあがりたいなら裏社会との繋がりっつーもんも必要なのかもしれないな。よくわからないけどwでも筆者も経営者だっていうんだから実際フロント企業とかを目の当たりにしてきたのかもしれないなぁ。そして初めて劣勢に立たされる革命部。今までトントン拍子だったから。(てかうライトノベルだから読み流せる)これをどうするか!2013/06/30

CCC

12
パターンが反復的で途中で飽きてくるかもと懸念していたけれど、加速度的に面白くなってきた。個人的にはマネーゲームが予想以上に泥仕合化したところにプラス評価。2014/03/13

羊山羊

11
見事速水半導体工業の買収に成功した革命部。ところが沙織の両親の会社がピンチに!?からまたドタバタが始まる。荒唐無稽ながらこの宙に浮いた圧倒的リアル感。クセになりますね。ホワイトナイト、レバレッジドバイアウトなど、この本を読まないと一生お目にかからないが知っておかないと経済誌の裏がまともに読めない単語がびしばし出てくる。ラノベで育った今の30代前半位までのビジネスパーソンには是非読んでほしい。ていうか、加筆修正のうえでなろうにして出したら結構売れそう。2019/11/15

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