ガガガ文庫<br> ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌

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ガガガ文庫
ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌

  • ISBN:9784094512496

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内容説明

待望のブラック・ラグーン、外伝が登場!

ロアナプラにふらりと現れた、場違いな米・大富豪の娘・トリシア…彼女が運命に導かれるように「イエロー・フラッグ」へと足を踏み入れてしまったから、さあ大変! トリシアを巡って、米CIAや中国マフィアが動きだし、ラグーン商会の面々も、首を突っ込む事態に。さらには、ロアナプラの謎男・ロットンの怪行動によって、事件は複雑化の一途。
それぞれの陣営の思惑が絡み合い、ロアナプラの街に血煙が舞う! 果たして、シェンホアの刀はうなり、ソーヤーのチェーンソーを振りかざされ、レヴィのソード・カトラスも轟音を響かせる! そして、ロックは…なんと、暴力教会のCIA工作員・エダと、マジで命のやりとりをせざるをえない事態に!?
 混沌とする状況を打破できるのは、果たして一体誰なのか?

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

35
虚淵玄氏が書くブラックラグーン小説版。第2弾です。群像劇仕立てになっています。今回は、犯罪の街 ロアナプラいちの色男(ロメオ) ロットン大活躍!酔狂なボンクラ、スタイリッシュ電波男と散々な風評ですが、まさにその通り。方向違いの活躍の理由、実にしょうもない事が最後に判明します(^◇^;) 2017/11/20

ヨーイチ

34
人気コミック、アニメのノベライズ。良くも悪くもノベライズ(なんのこっちゃ)。原作が好きならそれなりに。信じられないがハッピーエンド。シリアスに始まり途中からズッコケていく。年甲斐もなくキャラクター愛で読んでいるので、それもまた良し。登場人物毎の一人称て形式はテーマとかストーリーを犠牲にしているが、この場合は有り。この作者は好き勝手にキャラクター愛を貫いていると見た。多分原作に触れていないと読み通すのは辛いかも。小生は楽しめた。取り敢えず作者がオタク要素とかゲーム世界に限りない愛情を持っているのは分かる。2019/04/05

ほむら

21
虚淵玄の熟語チョイスと文の作り方には本当に舌を巻くばかり。とりわけ戦闘シーンというのもこんなふうに書けるものかなあと思う。そしてロットンはやっぱりロットンでした。この人の視点の話は心なしか、ロアナプラという無法地帯で普段から楽しげに綴られている虚淵節が、更にイキイキとして見える。ロットンとソーヤーとの同居は、シェンホアの母性が働いてのものだったとは!更に好きになった。「シェイターネ・バーディ」と同じくラグーン商会は特に目立たず…と思いきやレヴィを差し置いてまたロックの悪い癖が暴走してました。2013/07/21

kureha

17
まずブラック・ラグーン本編を何も知らずにロアナプラへ踏み入ったことを深く反省しております。いやもうとんでもない街でしたよ。ガンアクションは好きだし、表紙の無防備にも太股むき出しのねえちゃんに誘われて踏み込んだんですけど……無防備なのは自分でしたってね。幸いにも五体は満足に2巻分を読み終えることができましたけど、この街の空気に五臓六腑は犯され、もう忘れられないハラワタにされてしまいましたよ。再びロアナプラへの逗留は近いかもしれませんね。2017/04/21

遊辺

12
ブラクラ×虚淵第二弾。ロットンの視点で描かれるロアナプラのドタバタ劇という作風である。個人的にはニンジャキター!という感想がすべて。大好きだねこのキャラ。しかし小説だから、描写は視点の影響を受けるわけで、普段電波すぎてまったく理解できないロットンの見る世界を覗き見ることができた、、、ような、気がする。2019/01/03

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