ガガガ文庫<br> 憂鬱なヴィランズ

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ガガガ文庫
憂鬱なヴィランズ

  • ISBN:9784094513615

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内容説明

その絵本を読む者は悪(ヴィラン)に染まる

「赤ずきん」の嘘つきオオカミ、「白雪姫」のいじわる王妃、「青髭」の殺人公爵など、童話やおとぎ話の悪役たちが勝利するという最悪の結末が描かれた絵本【ワーストエンド・シリーズ】。
 その中に棲む悪役たち(ヴィランズ)は、絵本を所有した人間に取り憑き、その醜い欲望を剥き出しにする――。

 親友の失踪、バスジャック事件、高校生・笠木兼亮の周囲で起こる異変の数々は、これから始まるさらなる事件への前兆だった。そして、蒼い目を持つ少女・帯刀月夜と出会った瞬間から、彼は不可思議な戦いの渦に巻き込まれていくことになる。悪役(ヴィラン)に借り受けた異能力を使い、罪を犯す者と、それを阻止する者たち。互いの能力を駆使し死力を尽くした戦いの幕が上がる。

 第5回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞『こうして彼は屋上を燃やすことにした』で鮮烈なデビューを飾ったカミツキレイニー、待望の新作!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

53
独特の暗い陰鬱なムードには魅力があるが同時に活気まで奪っている部分がなんとも惜しい。これ一作でもまとまりはあるが設定を生かし切っていない部分もあり、シリーズのツカミとしてはちと弱い。2012/08/26

まりも

41
前作が好きで購入。設定、作品に漂う雰囲気はガガガらしくて好きです。ただ文章に問題があり想像しにくい場面や描写、掘り下げ不足のせいで物語に入り込みにくいのが欠点か。また最初に出ていた犠牲者二人に関しては完全に放置なのはどうかと思います。悪役になってしまったからこその悲しみと少しの救いがある結末は好みなんですが。今回は導入部でダーク異能バトルが本格化する次巻からが本番かな。2014/08/28

ツバサ

18
ダークな異能バトルをやるのはやっぱり面白い。登場する人物達が癖のあるやつばかりでキャラ同士の掛け合いも独特なものを感じて楽しい。あと明るいところもあったり、切なくなる展開もあって、読んでて感情の揺れ幅が広かった。不思議な作品です。2016/09/08

アウル

18
童話の悪役の能力を行使して戦う異能力バトルもの。設定は好き。なんか読み難い所が多々あった感じがする、自分の読解力が足りてないんかな?始めに犠牲になった2人の中学生のことがほとんど放置されているのが気になった。2013/07/18

シュエパイ

17
絵本に込められた悪役たちの力と罠、っと。おぉ……下手に愚だ愚だ引っ張ることなく、一番厳しくてきっと正しい方法で、罪への罰を下したなぁ。チョとビックリしつつ安心&関心。これがこの物語の基本スタイルなら、できればもう少しだけ先を追いかけてみたいな♪2012/08/26

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