角川ビーンズ文庫<br> F‐エフ‐ 茨の刻と青の地図

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角川ビーンズ文庫
F‐エフ‐ 茨の刻と青の地図

  • 著者名:糸森環
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041015834

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内容説明

「あなたの最期を私に――人としての、死を」滅びゆく異世界を救うことを運命づけられた少女、響。唯一の生き残りの騎士リュイとともに、世界を救うために旅をする。しかし、人の皮を脱いだ幽鬼たちに囲まれて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

28
世界を救う二人と一匹だけの旅。レイムの描写のえぐさがハンパなく、リュイの依存感・心酔感・執着感がはみ出してるあのセリフやこのセリフも吹っ飛びぎみです。嬉しかったのはエルのイラストが出たこと・・・もふもふバンザイ!2015/10/31

ゆずママ

24
こんなにも過酷な少女小説の主人公がいるだろうか…、と思うほど、容赦ない鞭と残酷さを与える二作目。レイムの描写が想像以上にエグかった…。まさか響の選択肢が、更なる絶望と苦しみを響自身に背負わせるとは。希望が僅かに見えても、次にはどん底へ叩き落とす。作者さんの鞭が炸裂しております。リュイの響への執着度は更に増し、禁欲騎士ぶりは相変わらず。二人のやり取りや会話も甘さ濃厚でニヤけます♡表紙絵は背徳感漂うし、挿絵の色っぽさにはドキドキ。とんでもない締め括りに、リュイの精神が早くも崩壊しないか心配です。2015/02/19

Koto

20
シリーズ第二弾。異世界で救世主となるため残った響の苦難の巻。人並みの良心があれば自分にしかできないと思うとなんとかしたいとそのときは思う。でもその場の勢いと言うか、甘かったのだろう。覚悟の足りなさが響を苦しめる。レイムとの戦いは、酷すぎた。惨すぎる…食べながら読むもんじゃなかったな。味がしなくなったよ。少女小説なのに、ここまで主人公を苦しめそうそう上手くいかない展開が割と気に入っている。そして主に響のことだけどリュイの見せる葛藤にぐっときて好きだったりする。次では少しくらい二人に安らぎを与えてほしい。2015/01/24

マムみかん(*感想は風まかせ*)

19
シリーズ2作目。 ヒロイン・響の「初めての戦い」編です。 ライトノベルっぽく軽い文体なんだけど、内容はなかなかハード!  レイム(=幽鬼)の描写は気持ち悪すぎる~(泣)。 響の現状認識にかけた言動や、しょっちゅう悩んでいるところにはイラッとしますが、でも、よく頑張っているよ。 リュイは、禁欲的過ぎ(笑)。 エルは癒し~。 そろそろ旅の仲間が増えると良いですね☆2015/03/29

ばなな豆乳

11
毎度毎度、糸森先生の異世界トリップものは主人公に辛い展開ばかり。しかもなにこの響の過酷な状況。。リュイ、守ってあげて!って思うけれど、騎士リュイもなんだか精神的にどこか仄暗いところを感じさせるので不安が。早く仲間が増えて響には安心してほしいけど、ウルスの村人が復活しなかったことを内心でうれしく思っていたリュイに、うぅぅぅぅ。。そんなに二人っきりでいたいのか。精神大丈夫か?大丈夫じゃないんだな、リュイ。。 次巻が気になる!2015/01/18

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