内容説明
第1王子ラルフシオンに囚われ、記憶を奪われてしまったシェリル。しかも彼はシェリルに自分が婚約者だと告げる。一方、国王暗殺容疑をかけられたアレクシオンは、残された『四誓』たちとシェリルを取り戻そうとするが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
20
秘薬の恋シリーズ完結♪えー!もうちょっと続けられたのに・・。最後はアレクシオンがいいとこ取り。結構、「四誓」の方々前巻からすっごい本領発揮してたなぁ。サリオとか「六月の鷲」の人数に驚き。もはやラルフシオンに真の力はなかったのだ。ラルフシオンはどうなったのだろうか。とにかく「四誓」という足かせがなくなりシェリルとアレクシオン結ばれてよかった!正直、最後より途中のほうがおもしろかった。2016/06/12
U
12
クラウ……盛大な当て馬だったけどいちばんカッコ良かったよ……っ!ちょうイケメンだったよ!ていうかすごい良い子だよな……。あと無礼を承知で、のイザークと涙声になっちゃうところがなんかよかった。推測される亡き父王の気持ちを思うと切ない。机上の空論派のラルフさんはあれ、何だ、つまりシェリルの見た目がドンピシャだったのかな……?という突然のヤンデレに戸惑いを隠せない。さすがおれたちのラルフさんやでえ……!いやフラグは立っていたけども。何はともあれ大団円で良かった!巻末の優しい終わりにじんわりしました。2014/05/15
ゆり
9
完結。シェリルとアレクシオンが幸せなラストで良かったです。しかしクラウシオンの悪党っぷりがどこまでいくのかが読んでいていっそわくわくしました(笑)。シェリルに少しの優しさはみせていたけど、こりゃだめだ…。そしてクラウシオンが最後までどんどん愛しくなってゆきました。イザークとのやりとりもアレクの四誓とはまた違った雰囲気でよい。冒頭やラストの過去のエピソード?もうちょっとはっきり書いていただけるとより嬉しかった。ルカの過去とかミスカ先生の過去の恋とか色々気になるけどでも主役カップルがちゃんと幸せで良かった。2015/02/19
凍矢
8
ようやく、シリーズ最終巻です。最後まで、薬を作ることに一途な主人公。記憶を失いながらも、アレクのことは、根本では覚えていた主人公。懸命な主人公と共に、これからを幸せに生きて欲しいと思える、素敵なストーリーでした。2016/02/21
よっしー
8
完結~!! なんとなく予想していたラストでちょっと拍子抜け(笑 とりあえず、ラルフが黒すぎだったなぁ。けど、ラストはちょっと救いが欲しかったかも。悪役のまま終わっちゃってるし。クラウは一番印象の変わったキャラでした。小生意気な殿下かと思ってたけど、十分男気溢れてた!! 誰かいい人に出会えますように(笑2014/12/29