内容説明
ついに帝国の巨大蒸気戦車が動きだした! 魔法は効かず、強力な武器もないアンゼリカ王国は窮地に立たされる。その時、翔馬が乾坤一擲の策を思いつき、王国中の職人を巻き込んだ必殺兵器の開発に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
13
今回は巨大戦車を破壊するためにサーマルガンを作成する話。やっぱりサバイバルと言う感じがせず科学、軍事方面の話なんだよね。後半からは展開が急に進みじめた為ヒロインが告白するシーンが盛り上がりに欠けていたかな。次が最終巻らしいが死人を出さないコンセプトを崩さないように和平交渉等で終わらすのかな?2014/03/31
わたー
11
感想埋め。次巻でラストということで駆け足気味でまとめに入っているところがやはり…前シリーズの戦記モノが良かっただけに、消化不良感がとても強い感じになってしまったが、最後までは付き合おうと思う。2014/04/02
まりも
11
今回は蒸気戦車対策を色々考えつつヒロインとの関係を進ませたりと最終巻に向けての舞台作り回。サバイバル要素は最初の豆菓子くらいで残りは軍事的な要素が強かったりしますがレールガン開発までの過程はなかなか面白かったです。相変わらず緊張感に欠けているせいかこれといった盛り上がりも無く終わってしまうのが残念な所ですがそこら辺は最終巻に期待しましょう。2014/04/01
Humbaba
6
人から信頼を勝ち取るために最も確実な方法は、実績を上げることである。肩書はあくまでも実績という裏書があるからこそ信用されるのであり、効果を発揮する。無論、肩書だけでも効果がある相手というのは存在するが、すべての人が肩書を盲信してくれるというわけではない。2015/07/23
Humbaba
4
例えどのような相手でも、約束をした以上はそれをしっかりと果たす。それを続けることこそが、信頼を得るために有効な方法となる。相手の方が立場が弱ければ、約束を守らなかったとしても大きな問題になることはない事が多い。しかし、それは問題が表面化していないだけでなくなるわけではない。2017/06/10