内容説明
謎の素粒子【グロア】が満ちる実験都市で、異能を持つ子供が生まれ始めて十数年。ある日、隼人は何者かに追われる少女フラウと出会う。思わずかくまった隼人は、彼女の感情が街に影響を及ぼす事に気づき──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
10
グロア粒子という新しいエネルギー媒体を使用する実験都市での、ボーイ・ミーツ・ガール、ただしグロアロイド。実験都市や能力者から、かの超有名なラノベを思い浮かべるのも無理はないかと。ただしヒロインが人間ではないこと…アンドロイドをヒロインとしたノベルとしてはそれなりにありきたりではある。幼馴染の秘かな想いが全く実らないのは不憫過ぎる。一冊目は手始めとして、人が機械を愛せるかではなく機械が人を愛せるか…通例とは逆の設問へと持って行く展開になりそうな次巻に期待。2013/05/03
八尋
4
臨場感に欠けるというか何というか。しっかり読めるけど迫力を感じないそんな作品でした2013/04/18
HOSHIZUKI, Yusuke
3
なんかどっかで見たような設定の詰め合わせな感じがあって読むのが辛かった... 最初から既に全員攻略済みじゃないですかーやだー。 キュートでクレバーな発明家アイドルはご入り用ですので今すぐ来てください(真顔2013/07/25
1_k
3
きゃわわ。主人公側に正当性がないというか、敵があまり悪そうに見えない。むしろ発明品を盗まれるわ不法侵入されるわで一方的に被害者で、すげえ迷惑な話にみえる。という引っかかりだけをのぞけば、全体的に綺麗で良くできたラプンツェル系のボーイミーツガールのお話。続巻展開する気満々のようなので、この後どう展開されるのか見守りたい。2013/04/15
Hirapon
3
ありがちな展開だけど、読み味は悪くない。ただなんと言うか、きゃわわとか無いわ。人間じゃないと言うことの記号表現だろうけど、正直寒い。全体的に緊迫感がなく、ピンチも全くハラハラさせない辺り、よくも悪くもこの作品の質を端的に示してると思う。2013/04/17