内容説明
「何も言うな。そばにいる。…だから、心配するな」平凡女子高生・あかねと俺様人形師・美言は忽然と姿を消した同居人・ルイスを救出するためフランスに旅立つことに。しかし旅先で夫婦と勘違いされ、一夜を共に過ごすことになってしまう。あかねへの感情が恋だと自覚し始めた美言は、ある決断を下し―!? ついに明かされる過去の因縁と、動き出す美言の熱情。『華鬼』の梨沙が贈るひとつ屋根の下“キケンな恋”完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
5
種明かしに、そういうことかと納得。友人関係と人間の感情が縺れて、こんなことになったということかな。2019/10/21
紅羽
5
最終巻。一気に色々な伏線が解明され、今までガキに興味はないと素っ気なかった美言さんが、坂道を転がっていくような勢いであかねに落ちていきました(笑)そんな戸惑う美言さんがとても可愛くもあり、楽しかったです。ラストもいつも通りの日常という感じで良かったです。しかし美言さん、気持ちを認めてしまったら結構強引ですね。もう交際、結婚のご挨拶ですか!?末長くお幸せに(笑)2013/02/06
あき
4
一夜をともに過ごす、みたいな説明が角川のHPに書いてあったので期待してたのですが、そんなに甘々にはなりませんでした。残念(笑)美言はどう見てもあかねが好きに見えるのに、本人は気づかないという鈍感さん。フランス語が通じてなくて「俺のワイフです」という意味だと思われたときは、正解だよ!なんて思ってしまいました。最終巻なので、前巻よりまとまりがなかったような感じがしますが、とりあえずひと段落ということで。美言が思いを自覚した後の行動の早さがすばらしい(笑)思う存分キスしてください(笑)2013/02/04
一条梓(アンフィトリテ)
3
だいぶ昔に読んだ。3巻目。全3巻。
もみち
3
【図書館】一、二巻より中身のある話で面白かった。3人の前世と、セリーヌ・バリエがうまく盛り込まれていてよかったです。(文章の配分間違えてないか?)捕らえられたルイスを探すためにフランスへ。距離を縮める美言とあかね。作者の意図した身長差抱っこシーンは、他でもあんまり見ないよね。良ポイント。2016/10/11