内容説明
敵国アズィールから皇子スメラギと王女シエラの婚礼を求める親書が届き、王宮内は大混乱！ 隊長とは結婚したいけど、ローレンシアの王女としてこの申し出は絶対に受けられない！ 「なんとしても突っぱねろ!!」というスメラギの言葉を胸に、シエラは帝国の使者と対峙することに。しかしスメラギ排斥を目論むローレンシアの〈貴族派〉の邪魔に遭ってしまい、まさかの交渉決裂！ 次期女王候補は、最大の関門を突破できるの!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
21
今回はシリスのターン。シリスの危うさが表面にでてきましたねぇ。余裕のないシリスがほんとに危うくて、どこかに消えてしまいそうな不安感がシエラを通じて読者まで伝染してくる感じでした。シリスはやっぱり余裕で二人をおもちゃにしている図が安心するというか・・・。主役二人はブレなくイチャイチャしてて何よりでしたが（笑）。今回はグレン隊長が要所で癒しキャラだったねぇ～。いい味出してました＾＾。2013/02/03
葉月たまの
19
文句なしに面白かった！ ただシリスさんの今後が気になる＞＜。シリスさんもちゃんと幸せになって欲しいな＞＜。自分を犠牲にするようなこと、しないで欲しい＞＜。ルーシュさんはやっぱり憧れの女の子だな♪。あんな風にわたしもなりたい♪。スメラギさんと幸せになって欲しいな♪。というか、あの二人は試練たっぷりでも幸せになりそうだから安定して安心して見てられる♪。2013/02/11
紅羽
17
ルーシェの「式は王宮の神殿で…」という微笑ましい天然発言が笑えました(笑)しかし、そんな甘い想像に身を委ねている程、事態は甘くありませんでした。様々な思惑が揺れる中、確実に王女として成長していくルーシェ。しかしシリスの内面の一端が垣間見れ、次回からの展開にどう影響していくのか不安です。ルーシェ、シリスも幸せにしてあげて下さい。ラストのルーシェの「家族観」でちょっとシリスに嫉妬の感情を出すスメラギさんが可愛かったです(笑)2013/02/15
さら
14
いやはや、シリスのせいで心乱されました。この人絶対敵にまわしたくないと本気で思いました。ルーシェがシエラとして確実に成長してきているのがわかり、読者として嬉しいかぎりです。そして！嫉妬する隊長ですよ！最後の最後に甘いのぶっこんでくださって萌えました(照)。あとがきから著者さんが滋賀出身だったことを思い出し、どこの高校に通ってらして、どこの大学に行ってらしたのか少し気になってます(笑)。2013/05/01
ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪
14
[敵国アズィールから皇子スメラギと王女シエラの婚礼を求められ揺れる王宮。御前会議でスメラギを排斥しようとする貴族も出て交渉決裂!?シエラの御前会議デビューです。]竜騎士の必要性、王女の素養そして、シエラの王女としての成長。今巻はこの三点に注目でした。前２つは前巻から続いて述べられましたがさらに問題に。シエラはシリスの謀にはまりながらも成長して、スメラギとも順調で安心でした♪2013/02/04
