角川スニーカー文庫<br> サイハテの救世主 PAPER II:黄金火山と幸福の少女

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角川スニーカー文庫
サイハテの救世主 PAPER II:黄金火山と幸福の少女

  • 著者名:岩井恭平
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041005828
  • NDC分類:913.6

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内容説明

とある理由で沖縄に暮らしている元天才の沙藤葉。彼が世話焼き美少女の濱門陸に頼まれた依頼は、引きこもりを外に出すこと!? そんな簡単なことをさせるなんて……と絶望していたら、かつて提唱した世界を破滅に導く災厄論文のひとつ『黄金火山』が、噴火の兆候を見せているという。噴火を止めるため海底基地“ゴールド・ピット”に連行される葉だが、そこにはかつて葉が弄んだ、噴火を予言する少女アンジェリンが住んでおり!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇん

17
KindleUnlimitedで再読。冷静に考えて酷い話だな、と。トロッコ問題に近いのかもしれませんが。しかし、一巻から思ってましたが、沖縄組。影薄くて土壇場での主人公の心の中支えになってるのは違和感です2023/03/24

シュエパイ

14
改造・・・改造人間かぁ!酷い事をしているのだとは思いつつも、少しだけ目がきらきらしました。辛くて悲しくて苦しくて、閉じこもっていたい気持ちは、よく判るのです。けれど、立ち止まっててると、大抵はより悪い方向に転げ落ちていくのですよねぇ・・・(Тωヽ)それにしても、よくよくあっちこっちを行き来したお話でした。2013/02/04

ちゃか

11
「別の方法なんてあり得ないけれど……そうしたいと、思ったんだ……」。葉のこの辺の葛藤は嫌いじゃないです。ただ、今回、葉が解決のためにとった手法には、引っ掛かりを覚える。巻き込むにもほどがあるというか。あと、相変わらず、沖縄の日常編との温度差が酷くて違和感。沖縄が必要なのか時々悩む。天才性を喪失した天才がそれでもしがみつくもの、が必要なのは分かるけれども。なんだかなぁ。しかし、これが単純に天才性を自覚した天才の話になると「消閑の挑戦者」になってしまうのか。難しいところですね。面白いですけどね。2013/01/31

水無月冬弥

8
岩井恭平先生(@kyoiwai)の作品 #ラノベ 天才と孤独な少女の話。切なく哀しすぎるな、天才って。壊れてしまったけど、沖縄にいる時の彼が一番幸せかもしれない。沖縄と北海のシーンがあまりに違い過ぎてチグハグだけど、だからこそ、それがいいと思う。それにしても自業自得なところはあるけど、三三が可哀そうすぎる(笑) 2013/02/01

まりも

6
1巻よりもさらに暗くなり救いがないようになってしまったかと。島の人がでてこないとのんびりとした雰囲気が一切出ないのはすごいな。天才ではなくなってしまったら不必要な存在となる。主人公だけじゃなくアンジーの結末が可哀そうすぎた。又吉を変に絡ませたことで余計に救いがない終わり方になってしまったか。最終巻で少しは救われることを願うしかない。2013/08/08

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