内容説明
謎の事件に巻き込まれ、致命傷を負った零司。その時、異世界から“憤怒の竜姫”イラが現れ「余の前で死ぬのは許さーん!」と自身の力と引き替えに零司を救う。話を聞くと、異世界の王たちによる“煌帝”の継承戦争が勃発し、イラもその座を狙っているというのだ。しかし戦う力は零司に移ったため、継承戦争にはふたりで挑むことに! ところがパワーの源は「怒り」で、イラは強敵を前に「レイジ、今すぐ憤怒せよ!」と無茶を言い出し!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
9
良く言えば非常にストレート、悪く言えばひねりがない。テンプレ的な安定感が高い一方、バトルがちょっとダレたり、今一歩感もある。が、キャラがなかなかいい感じなので(除く、主人公。余り人間味がないので、一般的に好まれるタイプではないかな)そこそこ面白い。これが第一作ならば、こなれてくればいい物が出来そう。2013/06/17
シュエパイ
8
七つの心の大罪を背負う、七つの幻想種族の王たちの争い。何も考えずにむさぼり喰らう暴食の昆虫種、本能に忠実でよいなぁ・・・。竜種の怒り方が、なんかすべり芸人のしゃべりみたいなのがなんともw 続くなら、ぜひ『明日から本気出す』の怠惰さんにでてきてほしい・・・!2013/01/14
水無月冬弥
8
#ラノベ 七つの大罪を上手く活かした設定やキャラの立ち位置がいいですね、複雑な設定だけど、話自体は単純だし、あとは”破壊と消去”の設定を上手く使えるかどうかですね。それと萌花がどう動くか、妹的幼馴染存在としては一風かわっていそうだからなあ2013/01/08
彼方
5
七つの大罪で煌帝を決めようという戦いに巻き込まれ死にかけた所を憤怒のヒロインに助けてもらった主人公が代理で戦争に参加する事に…な中々にテンプレなお話。偽善者な主人公が怒る事で力を溜めれるわけですが描写が薄いせいかなんなのかいまいち偽善者設定が活かされてませんね…親を亡くし親戚に引き取られ嫌われたくなくその性格に~辺りの設定は良かったんですが全体的にあまり好感が持てませんでした…。イラスト含めヒロインは可愛かったもののバトルの方もありきたりで微妙…ヒロイン以外にあまり褒められるところもなく…次巻はいいかな。2015/10/28
朝夜
5
主人公の設定や幻想世界の設定などは中々面白かったけど展開は単純で読んでて続きがすぐに解ってしまうのが残念。だけどイラが可愛いから大丈夫!!!九十五点の可愛さは伊達じゃない!!!(オチツケ さぁ、あとは色欲の色ボケ姉妹の登場を楽しみに待ってようかな2013/01/07