内容説明
互いにほのかな想いを意識しつつも「相棒」関係を継続中の千円ボディガード・馳郎と最強兵器・ナタ。だが最近、ナタはある奇妙な感覚に夜ごと悩まされていた。時を同じくして鬼仙のお嬢様・蓮花が根城とする中華街では奇妙な事件が頻発。馳郎は調査協力を依頼されるが……。「だって吸血鬼だもの。血を吸うのが当たり前でしょう?」馳郎の前に現われた深紅の妖鳥、朱色の魔獣を操る最凶の来訪者。彼女に対し馳郎がとる策とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
36
前二冊も面白く読んだがいよいよ本題に入った感がありもどかしさがなくぞんぶんにストーリーやキャラクターが弾んでいる。バトルシーンの分量書き込みも素晴らしく以下次巻になったのが唯一もどかしい。2012/09/10
よっち
35
中華街に奇妙な事件が起こっているということで蓮花に協力を依頼され、馳郎たちが追い詰めたのはナタの妹分的な存在で、同じ最終兵器的な存在ウーだったというお話。再び鬼仙サイドに戻った今巻では、中華街と魔法使いたちと、白鳳六家や鬼仙などととの関係も語られ、彼女たち鬼仙兵器を作り上げた太乙真人も登場。今回ナタの登場は控えめでしたが、前回あまり出番のなかった蓮花が、その分よく動いてました。連携でどうにかウーを追い詰めたと思ったら、最後横槍が入ってまさかの展開。これは物語が大きく動きそうな予感ですね。次巻も楽しみです。2014/06/01
コリ
26
うわ、いい所で終わったなぁ…。続きが気になるじゃないか。馳郎とナタと対極に当たるライバルキャラ達の登場で物語が一気に引き締まった感じかな。…最近読んだラノベの孫悟空も幼女だったっけ(笑)シリアスだけでなくラブコメも絶好調。ちょっと出番少なかったけどやっぱナタは可愛いなぁ!彼女の様々な心理描写にしてやられましたよ、ええ(笑)そして期待以上に蓮花が活躍して大満足。うん、いいツンデレっぷりだ(笑)お互いを無自覚に嫉妬してるナタと蓮花にニヤニヤが止まらなかった(笑)少影の出番…。2012/09/02
ゴローさん
22
蓮花は普通に女の子してた…しかも実年齢が16歳だと!?10倍あると思ってたw今回はナタの出番が少なかったですが心から馳郎の事を想っているんだな~と実感しました。ウーや真人、それにジン。謎の人物達は次々と登場し次の展開が気になります2013/06/10
水無月冬弥
22
三田誠先生(@makoto_sanda)の作品 #ラノベ 現れた次の敵は、まさか○○○のレプリカとは! 確かに最強の敵だもんなあ。しかし、いつもの展開と思ったら最後できな臭くなってきたぜ。2013/01/16