角川スニーカー文庫<br> それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス

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角川スニーカー文庫
それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス

  • 著者名:土屋つかさ
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2012/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041002087

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内容説明

夏休みに入り、欧文研のメンバーは合宿と称してタマキの田舎に遊びに行くことに。そこで彼らを出迎えたのは、妙な色気と雰囲気を持つインナミさん。なんと彼女は天候を操る“神様”として村で崇められていたのだ。しかも村祭りの儀式で、タマキはインナミさんと二人きりで一晩を共にすることになってしまう。さらに、激怒するるうるたちを尻目に始まった儀式で不可思議な盗難事件まで発生し──!? 欧文研は夏合宿も非常識だらけ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュエパイ

11
故郷の村に伝わるお祭りと、住み続けている神さまのお話。お祭りを壊そうとした犯人の、動機と手口がいとしいというか何というか、私でも協力した気がするなぁ(笑)あぁ、そうしていつもどおりの魔術の否定が、いつになく哀しくて淋しいものだなぁ・・・。魔術よりも何よりも、その出会いこそがきっと奇跡で救いだったような。2012/04/08

カッコー

5
これまでと違い、魔術師ではなくタマキの故郷の神様であるインナミ様と祭りの儀式を行う欧文研のメンバー。大人の包容力と性欲を抑えないエロさが魅力的だった。タマキにとっては命の恩人であり、村を守り続けてくれていたインナミ様がいなくなったのは辛いだろうけど決して後悔してはいけない。 タマキ=マルということも分かって、作者もあとがきで一気に加速していくとのことなので期待。2013/09/04

無銘

5
合宿の名目でタマキの田舎に旅行に訪れた欧文研一同。そこで出会う「神様」のインナミ様と、彼女を主役とする祭りを舞台に、タマキの過去に迫る。いつもと趣向が違う、というか神様などといる新たな神秘の登場には驚いたが、ラストで真実が明らかになる爽快感は相変わらず。そして今回のるうるはいつもより小動物度が増して実に可愛い。というか小学生と同レベルだよ! 嘘の終わりは哀しいけど、タマキが嘘に気付きつつも目を逸らしていたことも、それを暴く決断をしたことも、その想いがよく分かる。今回も実に面白かった。2012/05/13

朧月

4
今回はいつものちょっと不思議な世界や謎解き成分は控えめな作品。 途中、ちょっとした謎解きみたいなのもあるけど、どっちかというと、主人公の秘密開示みたいな感じの巻。 とはいえ たまき=まる は最初の方からなんとなく分かっていたことであって、むしろそれについての 調査が本格的になる、これからが面白くなってくるのではないかと思う。 このラノベの設定だと”実は……”からはじまる書き出しで、たいていのことは真実になるので、 どういう展開になるかは読めないなぁ。それだけに続きが楽しみ。 2013/03/16

ころん

4
毎年行われている祭に合わせて、欧文研のメンバーは合宿と称してタマキの田舎を訪れる。印南村に到着すると、そこはインナミ様と呼ばれる神様がいる不思議な村だった。今回は今までとは趣向を変えて、部室の外が舞台。タマキの村には魔術が存在しないという設定だったけど、このシリーズらしいストーリー展開で面白かった。誰のためについた嘘であったとしても、嘘を暴くことが正しいのか、気付かないふりをするべきなのか…とても切ないお話でした。それにしてもるうる可愛いなぁ。“マル”に関する謎も少しずつ明らかになってきてこれからが楽しみ2012/04/10

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