角川スニーカー文庫<br> 大奥のサクラ 現代大奥女学院まるいちっ!

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角川スニーカー文庫
大奥のサクラ 現代大奥女学院まるいちっ!

  • 著者名:日日日
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044810184

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内容説明

火縄銃から携帯電話、着物やTVゲームまで文化が混合し、大阪城の一番奥に“大奥”がある現代って!? 美少女たちを集めたそのハーレムに、監察局“腐肉食堂”の任務で潜入することになった、豊臣将軍家のひとり息子である秀影。だがそこで彼が見たのは美少女たちが、見世物として戦う“大奥女学院”であり、血だらけで戦う初恋の少女さくらだった!? ただの美少女ではありません! 決して触れられない禁断の学園生活が始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUWAGATA

23
面白いけれど…、ちょっと残酷描写が多くて正直少し引いちゃいました。いや、残酷描写そのものには耐性がありますが、蜜蜂とか、ねえ、ああいう子にそういうことが起こると、下手したら軽く欝が入るっつーか。けどまあそこまで踏み込んでいくのが、きっとこの作者のスタンスなんですよね。そしてベースには必ず弱者への優しい視点が存在しているので、この先も読み進めていこうと思えるんですよね。ちょっとキツいシーンも多いけれど、この先も追いかけていこうと思います。2013/01/27

Yobata

20
関ヶ原の戦い以後豊臣家が将軍として君臨している21世紀。次期将軍である一人息子・秀影は反逆者を取り締まる監察官“腐肉食堂”で怠惰な生活をおくっていた。そこに父である将軍の黒い噂の元である女達の園,大奥への潜入任務が下る。だがそこで行われていたのは美少女達が見世物として殺し合いをするコロシアムだった。その中にかつて初恋をし自らのせいで傷つけた少女・さくらを発見し…。日日日作品なので安心して読めた。大奥という場で戦闘し序列が決まっていくバトルものかつさくらと秀影のラブコメもの。バトル設定はほぼ→2013/10/05

謡遥

18
すげぇすさまじい。という感想しか抱かない。誰も彼もが必死に生きていて思わず読んでいてこぶしを握っていた。何がすごいかは分からなかったけど、こーゆーのを読んでいるとすっきりする。何でもありってこういうことねと思いました。2014/05/05

T.Y.

16
関ヶ原の戦いで時空間爆弾により豊臣軍が勝利して400余年の近未来、刀狩の徹底された日本の中で、大阪城の「大奥」だけは異能を持つ美少女達の殺し合う戦国だった。将軍の息子にして内務監察局に勤める秀影は、仕事で入った大奥で初恋の相手・さくらに再会するが…。ガラス壁で隔てられ、名乗ることもできずすれ違う二人の関係が悲痛で、それだけにカタルシスもひとしお。サブキャラは無惨に死ぬが。えげつない悪役を描きつつ、哀しい面も見せる手腕はさすが。そして相変わらず兄妹、というか歪んだ家族関係が好きなこと。2013/12/02

2匹のニャンコ世話担当

14
うーむ。いきなり鮮血のシーンがある。思ったよりもエグイ。秀影があまりのも小さく見えてしまうけれど、登場してくるキャラは「大奥」にいる女性らが多いわけで、男性は霞むしかないか。「大奥」で繰り返される“生存競争”による保身と陰謀と策略が熾烈になると思うと、さくらははたして夢と希望を持ってどこまで這い上がるのか・・・。2014/12/07

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