内容説明
末っ子公子・星淑は風水師を目指し、親指サイズの仙人・楊老師の下で修行中。風水を信じない超堅物の兄・英祥が、敵対する風水師教団の総本山に向かうと知り、お叱り覚悟で潜入を決意する。だが、兄の側近・趙子風は怪しげな動きを見せ始め、ライバルの少年風水師・啓天はしつこく後を追っかけてきて!? 星淑は風水の力で、大切な兄を教団の魔の手から守れるのか!? 大賞受賞作、人気加速中!! 開運中華ファンタジー、第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキハル
10
今回は出張編です。皇帝の代わりに太子である英祥が崇天山に登り、郊祀の儀式を行うというもの。もちろん星淑もこっそりとついていきます。当然いろいろ騒動に巻き込まれ、そんな中で韓潤に再会するのですが・・。教団の天師様である白露がちょっと可哀想でしたね。啓天とも仲良くなってほしかったのに無理みたい。彼になくて星淑にあるもの。「人のために何かしたい」という思いが、星淑を強くするのです。今回の風水技は地味目だったので、次回はどーんと派手なのを期待しています。韓潤の出番もたくさんあるとなお嬉しいです(ファンなので)笑。2011/07/08
絳楸蘭
2
一筋縄でも二筋縄でもいかない人たちがたくさんいるなぁ。星淑のお兄ちゃんのために!っていう気持ちがきちんと伝わればいいね…。2013/04/07
フェイン
2
星淑の成長が見えた巻でした。あまり本編からは見えませんが、星淑も努力していたということでしょう。 今巻は子風さんがいい味出してました。英祥のためにいつもああして裏で動いているのですね。2011/07/09
みずぜろ
2
お兄ちゃんが苦労性で楽しいです。ちっちゃい子ががんばる話が好きなのですが、その動機にお兄ちゃんの力になりたいとか少しでもあると余計おいしいです。ふへへ2011/07/03
Aladdin
1
趙子風がおいしい役どころでした。この人は好きなので、この調子で次も活躍して欲しいです。今回は師匠と離れ離れになった星淑が、成長を見せてくれました。最後の皇帝の呟きが気になる所。ただ、内容は本のサブタイトルと関係が無いなと思いました。2011/07/04