内容説明
星淑は、風水師を目ざして修行中の第八公子。師匠である親指サイズの自称仙人・楊老師とともに、兄・英祥の目を盗んでは、お忍びで街の風水をみている。そんななか、街の異変に気づいた星淑は、オンボロ羅盤を使い、新たに建設中の楼閣が怪しい気を発していることを突きとめる。だが、隠された陰謀を暴こうとする星淑の前に、謎のスゴ腕少年風水師が立ちはだかり！？ 空前の話題となった史上初・大賞受賞作、絶好調の第２弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキハル
17
お片付け風水から、国を救う風水へと・・・。星淑は揚老師の弟子として日々、風水を学びつつある。今回は太明派の風水教団が何やら企んでいるようだ。それは国の存亡にもかかわる一大事で・・・。新しい登場人物も増え、にぎやかにキナ臭くなってきた。朱恩成と啓天は太明派の風水師だが、これからもお話に絡んできそうで期待大。啓天と星淑の二人が仲の良いライバルになってくれたらうれしいな。その星淑は立派な風水師になって国を護るという決意を固める。これからの成長が楽しみだ。イラストも可愛くて大満足でした。2011/04/08
梅みかん
5
星淑に特別な力とか、実力があるわけじゃないけど、今までのどこか諦めたような自分を変えて、必死になって頑張っている所に、勇気をもらった。いつでもどこでも星淑の後についてくる旋風がかわいい。2011/12/04
moyu
3
あれ、面白くなってきてる。本気で国を守ろうと決めて、本当の意味での弟子に。救国の風水師への道はこれから。/いつのまに旋風や宝児が出てきたのかわからないのがもやもや。テンポよく進んでるけど、呉のお兄さんがかわいそうだったよ。でも、好感度アップ。ついに洪大臣も失脚しちゃった。いま見えていることはまだ一部なんだろうな。これからが楽しみ。2011/06/01
U
3
一巻より楽しめた、かも。呉のお兄さんが踏んだり蹴ったり、の印象が強い。主人公がちょっと公子らしく毅然としていたのでびっくり、しつつも楽しかった！ しかし恋愛要素が全くといってないな（笑）。「だからあなたでは駄目なのです」って言うけれど、それは言った方にも言えるような……頑固過ぎて周りを見れずにいるのは同じのように感じる。とりあえず、羅生は殴っちゃったけど職大丈夫なのかww2011/04/03
花眠
3
ライバルが出てきたり、都が大変になったり、呉のお兄さんが大変だったりした。1巻の時は世界観掴むのに必死だったけど、2巻はキャラクターを追う事ができたので、楽しめました。風水盤を扱うシーンは文字を追うと脳内で綺麗なビジュアルが展開されるので好き。是非映像で見てみたいと読むたびに思う。全開も呉のお兄さんが気になってたけど、ますます好きになった。2011/04/02
