角川スニーカー文庫<br> ムシウタ 11.夢滅ぼす予言

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角川スニーカー文庫
ムシウタ 11.夢滅ぼす予言

  • 著者名:岩井恭平【著者】/るろお【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044288242

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内容説明

“虫憑き”を捕獲し管理する最強の中央本部が何者かに侵略され、赤牧市が正体不明の霧に包まれた。史上最悪の事態の真相を確かめるべく、単身赤牧市に潜入した“かっこう”は、不完全な“虫”に襲われている少女を助ける。ミッコと名乗る少女は「私の家族が誰かを“喰べ”てしまったのかも」と“始まりの四匹目”が存在するかのような予言を告げる。街に不完全な虫が大量発生したいま、かっこうはこの世界を止めることができるのか──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baysballfreak

7
また新キャラとか出しちゃって話を畳むつもりがあるのかぁぁぁ、と思って読んでいたらなんと全てのはじまりの話だった。1巻で大助=かっこうに気がつくのが遅かったし、自分は結構察しが悪い。最初の印象とはうってかわって、不死の虫憑きの誕生・魅車八重子の三匹との関わり、中央本部の抱える浸父の本体・むしばね・鯱人、と怒涛の伏線回収で物語が一気に加速。話がやっと進んで面白かった。最後の衝撃の指令と、ハルキヨ、土師圭吾、茶深、そして一之黒亜梨子あたりの要素をここからどう混ぜ込んで最後まで持っていくのか気になる。早く続きを!2011/04/20

よはて

5
目次が大助だらけで幸せ。大助と詩歌が相思相愛で幸せ。いつもうまく助けられなくて…の辺りは少し泣きました。伏線は色々回収しましたが、話が後少しで終わるとは思えません。最終決戦だけやってパタっと終わるには不遇過ぎるキャラも多いです…。まあ何かを始まめるためには終わらないより終わる方が良い。虫憑き達に未来がありますように。2011/04/11

刻猫

5
伏線が絡み合ってる。勿論良い意味だけど、かなり複雑になってるよね。あれが始まりか…ってのが今回の感想。勿論かなり肯定的な意味で。夢を喰らうっていうこと自体が伏線でもあったって事なのか。あときーくん、お前…。この作品だと、強キャラが必ずしも特別な境遇だったって訳じゃ無いのが興味深いな。この、物語が大きく動いていく感じが凄く好き。次に期待。ただ、茶深とハルキヨに出番を…。2011/04/09

蒼@灯れ松明の火

5
10巻からの展開がどうもイマイチです。しかし、フラグの回収はいつも通りうまいの一言!フィナーレも見えてきています、夢の終わりと続き。彼、彼女たちに未来があって欲しいところです。2011/03/29

タカヒロ

5
虫はいつ生まれたのか?などシリーズを通しての謎がついに明かされましたね!ミッコの正体には薄々気づいてはいたのですが始まりの三匹が誕生した日、あの場に一之黒も関わっていたというのは衝撃でしたね!亜梨子が虫憑きと関わったのも宿命だったのかもしれませんね。また侵父とのバトルではかっこうの衰えが激しく、読んでいて辛かったです。しかし、だからこそ周りを信頼できたというのもあったと思いますけどね。そして衝撃のラストで今巻は終わりましたが次巻はどうなるのか?カノンの能力が鍵になりそうな気がするのですが、どこで使うのか?2011/03/19

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