角川スニーカー文庫<br> 子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき

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角川スニーカー文庫
子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき

  • 著者名:玩具堂
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044748333

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内容説明

生徒からの信頼度が急上昇中の「迷わない子ひつじの会」。生徒会長の機嫌が上々なのはよいのだが、今度はどう見ても生徒じゃないメイド服姿の女の子を連れてきた。しかも彼女の相談は“オムライスが殺しを呼ぶ怪事件”とやっかいな内容で、成田真一郎(なるたまいちろう)ことなるたまたちには手におえない! こんな時はやっぱり隣の部屋の毒舌ツンダラ娘、仙波(せんば)に力を借りに行くしか☆ω☆ しかし彼女はいつも以上に不機嫌でやる気がなくて──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
仙波妹「サトウさん」登場。国語の問題が出題者の意図をいかに汲めるかという話だったり、オムライス事件の真相とか、生徒会とソフト部で対決とか、話を聞いているだけで問題や状況を推察してしまう仙波さんもさすがですが、それをなるたまがどうするかと考えた結果として、事件解決となっているところが肝ですね。佐々原さんが無自覚ながら、なるたまと他の女の子の絡みに落ち着かなかったり、ツンダラで嫌悪感を隠さない仙波さんも、サトウさんの見解を聞く限りでは、影響で徐々に変化してるみたいですね。1巻最後はその伏線だったということで。2013/12/17

KEI

15
購入。これはかなり面白いぞ。前巻はいい意味でも悪い意味でも地味であったが、今回はキャラにも話にも動きが多かったので非常に良かった。三編中の最初の二編の仙波による謎解きも、論理回路のように物事を理論的に組み立てる面白さが見えた。かと言ってそれだけでなく、三編目はソフトボールを始めるという突拍子のなさ(笑) やはり、お決まりの流れで話が進んでも読者を飽きさせない所以は「なるたま」にあるのだろう。1,2巻と読んで、あまりキャラが掴めないのが彼。何か秘密がありそうだが、掴みどころがなくて読めない。続きはコメ。2011/02/03

ツバサ

12
今回も面白かった。各話の謎が明かされてから当人それぞれが前向きになっていくのは大事ですね。明るいミステリーで生徒会会長のとんでも具合が分かるソフトボールとか良かったです。2021/01/27

ヒロユキ

12
やっぱり国語の読解問題が凄い。あれはもはや学生時代にあんなテストが出てきたら先生を恨むレベル。だからこそ出題者の心情を読み取るって意味であの解決方法が一番なのかなと思える。2013/09/30

優紀

12
前巻最後の謎のブラつけてる発言での幕引きの真相がここで明かされる。そんなところに影響が出てたか、と思わずニヤリ( ̄ー ̄)仙波が相変わらずかわいくてセクシーで素晴らしい。特に脚ね。サトウさん家の子もなかなかでしたね。お亡くなりになったのが残念だが生まれ変わって出てくることを祈る。こんなことくらいしかできないからと思い悩む先生のシーンは感動するし、なるたまの出す解答にドキドキして見守って、佐々原の大胆行動に思わず驚愕した。これは本当におもしろい作品だ!2011/11/26

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