内容説明
キリル、アルカディの聖人コンビと無事(?)に国境の争いを収めた聖女リュドミラは、報告のために首都へ。そこへ現われたのは、暴政を働く執政官ベルトラン。戦争を起こしたい彼が、キリルの腕を見込んで軍隊へ勧誘すると、なんと彼はこれを承諾! 突然の裏切りに動揺したリュドミラは、再会を約束していた謎の旅人フェルナンドのもとへ行くのだが――!? 一方、首都では「テロが起きる」という不穏な噂が!! 神に選ばれてしまった聖女は、裏切りのなかで再び審判を下せるのか――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NeiGe
2
アルカディの出番は少な目。このシリーズ、話も嫌いではないしキャラも魅力的だがいかんせん章題やあとがきの作者のノリが癇に障る。頭の軽そうな女子高生のような浮かれたノリ。それがたまに物語の文章にまで出るのは勿体ないなと個人的には残念な思い。2011/02/16
宮城
1
究極の鬘カップル…そしてまたオロがオロオロですね。2011/01/12
山吹
0
打ち切りエンドなのかなー。リュドミラもフェルナンドも互いの事を明かさないままだし、戦争は終わってないし、それに従事していた人達の意識が変わった様子もないし、悪役と思われていた執政官もお咎めなしで未だその地位に着いているしで、全く何も解決してないよね?て思っちゃった。ラストに主人公の力が発現され、戦を収めた(っていうのか?)所は王道的展開とも言えるんだけど、結局は圧倒的力で抑えつけただけの一時的なものであり、結局先に繋がるようなものでなかった事にがっくり。もっと深く練ったら面白い話になりそうだったんだけどな2013/10/08
つくい
0
イイカップル(笑)2012/11/23
ユイ
0
逃げるにしてもただでは逃げないヒロイン。2012/03/24