ビーズログ文庫<br> 眠り王子と幻書の乙女 1

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ビーズログ文庫
眠り王子と幻書の乙女 1

  • ISBN:9784757748231

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内容説明

難関を勝ち抜き、名門・ゲオルギウス学院に入学したマーヤ。応援してくれた祖母からのお祝いは、<ナユタズ・ロスト>と呼ばれる、旧魔術の叡智を秘めた稀書だった。その鑑定を依頼するために持ち込んだ学院付属の図書館で、マーヤはお菓子を食べては眠りこける絶世の美少年・エイジと出会う。彼に仕える辛辣眼鏡の少年執事・レン、マーヤの<ロスト>に異常な執着を示す図書局長・アキラ……。次々現れる個性的な男子たちに、始まったばかりの学園生活は波乱の予感……? 大注目の新人デビュー! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らじこ

16
おばあちゃんに入学祝いにもらった白紙の本、ナユタズロスト。そこに踊るはずの記述は魔法石に封じ込められ、ばらばらに。散らばった魔法石ジュエルと白紙の本ロストを出会わせ、記述を取り戻していくところが面白い。文章も簡潔で読みやすく、キャラクターはアキラがいい性格してる。ただ、エイジは美少年、と持ち上げすぎじゃないだろうか。エイジとマーヤの恋も正直いらなかった。なくても、本が好きな人ならきっと好きだろう。冒険して、謎を解いて、昔なにがあったのか開かれていく世界に思いを馳せる。それだけで楽しかった。次巻もいくぞ!2016/10/26

てくのすけ

2
乙女すぎる表紙に躊躇し美男子揃い踏みの人物設定に敷居の高さはあるけど、魔法が存在する世界の学園ファンタジーとしては現実と虚構の境界線に踏みとどまるバランスの良さを感じます。舞台が学園の図書館であるとか、道具や空間での世界観の見せ方、実在の地名に沿った世界などもイイ。ライトノベルとは言え文章はあくまで硬質だし、終盤一気に拡がるスケールとちょっとしたミステリー要素にはニヤリとしました。面白かったです。2015/03/14

速水 舞

2
庶民の娘マーヤは、上流階級の子女が通うゲオルギウス学院に入学する。入学式当日、迷子になったマーヤは、不思議な美少年にであって…。うーん、少し読みにくいが続きはどうしよう?とりあえず王子は表紙のイメージとはちょっと違う…2014/10/23

紫野

2
つまらなくも無いが、面白くも無い。どうやら再読だったようだが、印象が薄いので、再読かどうかの判断に時間がかかった。2012/02/28

こうき

2
「ロスト」を持っていた魔法使いの末裔・・・まあまあの設定でした。でも私的には執事の方が好きなんだがな~。2011/12/29

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