内容説明
東領に戻ったシュマリアは時々ナセル王子を思い出し、ふわふわとする毎日。そこへ、ナセルが東領を訪れるので、色仕掛けをせよとの命令が……。更に帝国との対立を深めるバルク家から、復讐のための刺客が王子らを襲うのだが、その陰には王子の過去に絡む人物がいて──!? 第10回えんため大賞ガールズ部門佳作受賞作、恋知らずの舞姫が奏でるアラビアンファンタジー第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月@更新停滞気味
1
兄、いいぞもっとやれ。そして奪え。私は兄派だ。今回は前巻でほぼ名前しか出てこなかった人達もしっかり書かれてたのでよかった。ディアスとか割と好きだ。キールの残念さが半端ない…できる人っぽいのにね。小物にもなりきれてない印象。そして肝心のヒーローはというと、なんだかねー。有能だし美形だし影のある性格だし、設定は魅力的なのになんかいまいちなんだよなー。影がある割にシュマリアにあっさり惚れすぎた印象があるからか?シュマリアもそうだけど。2011/05/29
雨蛙
1
前作よりは読みやすいんだけど、たぶん、好みが違うのかもしれない。主人公もアラブ風の小物使いも、義兄も、部分部分はいいんだけど、全体としてストーリーを追うのが面倒になってしまう感じ。2009/08/23
こばこ
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三巻への繋ぎ・布石といった感じ。お話的に切ないスジなのが好みです。しっとりと影のある人とか後悔で潰されそうになってる人につい目がいってしまう。三巻で終わりらしいのですが、まとまればいいなぁ。2015/04/05
いけせ@特異性信者
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うん、悪くはない、悪くはないんだが・・・なんか平坦ってーか、ラブラブ度は増したけど、3巻で打ち切りらしいしそれも微妙らしいんで、ここで切ります。50点かなあ。2012/04/04
リエゾ
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借:アレスのナセルへ対する牽制がとっても楽しい!ベルワルドさんが好きなのに、出番がこれだけ・・・?ちょっと寂しい。。。2011/07/12