内容説明
武庫川右京の母・葉隠咲良を死に追いやり、同時に封じられた術師・東条秀真が、現代の塔京によみがえった。陰陽寮を襲撃し、多大な被害とともに、滅した妖獣の力を取り込み強大化する東条秀真。母の仇との決戦に赴いた右京を追い、綱紀は極寒の不二山に向かうのか、それとも--!? 物語は、予測不可能のクライマックスへ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
3
武庫川右京の母・葉隠咲良を死に追いやった術師・東条秀真が、現代の塔京によみがえった。彼の目的とは・・?シリーズ第5弾。いよいよ完結です。終わりよければ全てよし。最終巻というだけあってこれまでで一番うまくまとまっていた話でした。今回のような話だったらもう少し読んでみたいと思ったのに、これが最後とは惜しい。それにしても右京は最強ですね。★★★2011/07/08
かや
1
完結!おもしろかった〜!この最終巻、シリーズで一番良かった。まさかの因縁の東条秀真の蘇りと、右京さんの存在の真実に最初からかなり驚いた展開だった。東条秀真と幸徳井藍月、武庫川右京の戦いはめちゃくちゃ惹きこまれた。伏線も見事に回収され、伏線だったと気づかなかった部分にも気づき、読んでいてかなり楽しかった。そして、終わりは綺麗にまとまったな。存在云々のところは深かった。もう右京さんのはちゃめちゃが読めないのはちょっと寂しい。綱紀はなんやかんやでずっと絶佳庵に居そうな気がします☆(笑)。2015/07/06
miu69
1
ついに最終巻!まだまだ続いて欲しかったというのが本音です。この本を探して本屋を回ったのはいい思い出。
ぬこっこ
1
右京の母・葉隠咲良を死に追いやり、同時に封じられた術師・東条秀真が、現代の塔京によみがえってついに右京と対決。・・・そんなような話です。右京自身の出生の謎が解き明かされて、やっとこの文章や☆にもなれ、この世界に入り込んできたなと思ったら、まさかの最終巻!?1巻からいくつか張ってきた伏線がこの巻で全て解明されていて、この巻は面白いなと思ったのに・・・残念。鹿鳴、最後まで可愛かったよ!2009/10/15