角川ビーンズ文庫<br> オペラ・メモーリア 祝祭の思い出

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角川ビーンズ文庫
オペラ・メモーリア 祝祭の思い出

  • ISBN:9784044514075

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内容説明

薬師(くすし)にして凄腕の剣士カナギを先頭に、美貌の詩人ソラと、魔導師の少女ミリアンの旅は続く――。ソラとバシュラールの因縁の過去を描いた三部作「オペラ・メモーリア」、カナギの意外な「弱点」を描いた「オペラ・スピラーレ」、「普通の人」を目指すカナギと詩人の壮絶な舌戦が炸裂する「オペラ・スィーミレ」他、豪華七作品収録! 「オペラ」の世界がさらに深まる、ファン必携スペシャル短編集登場!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かや

8
本編では完結に近づくにつれカナギ、ソラ、ミリアンの会話が少なくなっていったので、またこの漫才みたいな会話が読めて嬉しかった。本当に、この3人組好きです。リュリュとデクストラの出会いや、バシュラールと詩人の因縁やラングレーとの学生時代の話は本編を読んでいる時に凄く気になっていたからどんなことがあったのか知れて満足。リュリュの愛は尊敬します。カナギと出会う前の詩人は少し怖かった。やっぱり、『何もない』詩人よりも、『ソラ』の方が良いな。これで文庫は全て読了。ちょっとさみしいけど、この物語に出会えて良かった。2014/04/16

つかさ

8
再読。オペラシリーズの短編集。本編では語られなかった物語たち。リュリュとデクストラの出会いとバシュラールと詩人の話は本編と地続きといった感じですね。カナギと出会う前の詩人は綺麗で虚ろで無機質で怖い感じが…。それがカナギとミリアンと出会ってあんな漫才を繰り広げるようになるんですから驚きです(笑)カナギとソラとミリアンの三人旅に懐かしくもほろ苦さを覚えてしまいました。またこの世界の住人と出会えたらいいな。2013/12/23

まりもん

7
リュリュやギスランの過去の話がとても楽しめた。 特にリュリュのデクストラへの愛を再確認した短編でもあった。 ギスランの過去も幼き頃から学生時代と読めて良かった。2012/03/17

さなだ

6
友人 やっぱりカナギ、詩人、ミリアンが三人で旅してる時が一番すきだなあ!掛け合いが面白い。てゆーかカナギ幽霊苦手?ww バシュラールの幼少〜青年時代、面白かったです。初イエーリ挿し絵!カッコよかったんだなぁ。本当の主従になったあとの二人が好きすぎる。ステキ! 若ラングレー卿の根暗自虐的暴走がなんとも言えん(笑)バシュラールと足して2で割ったらいいよ君たち!(笑) 面白かった〜2011/10/08

雨蛙

4
短編集を最後にとっておいたら正解。この掛け合いが楽しい。バシュラールの過去話も彼がいろいろと背負うことができた理由につながっていてよかった。2010/06/08

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