内容説明
宝くじで当たった大金で、宇宙船・銀星号を購入し運送業を始めたハヤトとハインツ。危険な依頼を完遂し、一躍全銀河の英雄になった彼らに「領民を救ってほしい」という通信が入った。ある惑星が宇宙海賊に物資の流通を封鎖され、飢餓状態にあるのだという。だが貨物船の銀星号に海賊の撃退など不可能。それでも他人の苦境を放っておけないハヤトは、この依頼を引き受けてしまう。またしても死地に飛び込む銀星号、このピンチをどう乗り切る！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
可能な限り安く買い叩く。それ自体は企業としては間違った行為ではない。また、法を悪用しているかもしれないが少なくとも法を犯しているわけではない。相手が強力であるとわかっている以上、正面切ってそれに対して異を唱える人間は現れない。しかし、もしも策略が失敗した場合、かけたコストが全て無に帰してしまう上に、今後の関係は最悪なものとなる。2015/07/22
ナウ
1
■続■P.107のリアンとハヤトの絵が可愛い■分かりやすく「敵」がいて、戦闘のある銀星の3巻。エルノリク男爵とか聞くだけでテンション上がるのもある■面白さは安定。その上で、敵と共に「主人公」も増えるのが3巻。ウーフとかレイラとか、決して華々しい結果は出ないけど、「主人公」足りえるキャラでしたっと■ＳＦ＋群像劇で鷹見作品は無敵。2015/06/20
Humbaba
1
責任を負っている人間が何かをやるのは，当然のことである．我々の生活はその当然が当たり前になされているからこそ成り立っている．それが崩れてしまったときに，いくら相手を責めたとしても物事は好転しない．それが分かっていても，なかなか人は相手を責めたてることをやめられない．2011/02/12
ゴジラ 芹沢
0
鷹見一幸は無理にキャラに属性付けをしてしまう癖があるが、これはそれが少なくていい。2014/11/09
K-Wing
0
またまた、無茶な依頼が！ 着々と偉いさんに目の敵にされつつも、応援してくれる人も増えてきたね。 一部の人の善意により飾りがあまり意味をなさなかったか？2013/07/13
