角川スニーカー文庫<br> ムシウタ 08.夢時めく刻印

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角川スニーカー文庫
ムシウタ 08.夢時めく刻印

  • ISBN:9784044288150

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内容説明

“大喰い”との激戦により、自らの虫を暴走させてしまった“かっこう”こと薬屋大助は隔離施設を破壊、負傷しながらも脱出する。二人の少女が営む“便利屋きらり☆”に保護された大助だが、街は未知の“同化型の虫憑き”誕生を察知した特環・殲滅班の監視下にあった。さらにその街からは奇妙なおまじない“コアトルヘッド”のブームが全国に広がりつつあり――それは、さまよう獣たちが取り戻す、最高で最悪のロスト・メモリーズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

run

5
ずっとあった違和感…。最後に、なるほど、とは思ったけど、これいるのか?ストーリーもテンポも大好きだから、トリックなくても…と思ってしまった。2014/06/04

セツナ

5
見事に騙されちゃった一人です。序盤、確かに違和感は感じていたのですが、深く考えずに読み進めてたら見事トリックに引っかかりました(笑 なので中盤の所では大助この野郎…!!とか思っちゃいましたが、それもあったせいかラストには泣かされました。しぇらさんも萌々もいいキャラをしていてよかったです。「〜ゼッ」は私の中でブームになったほどです(笑 個人的に2巻以降のムシウタシリーズで一番好きです。2012/06/28

刻猫

5
鳥肌物の面白さ。色んなトリックがあって、まず小説として面白い。再読でより一層味わえるってのが良い。今回の主要人物も素晴らしい人達だったけど、特にお気に入りはしぇら先生。コンスタントに冷徹で在ろうとしながらも、先生としての仮面に愛着を持っているところが魅力的だった。あと、総合的な戦闘力で優れている虫憑きは珍しく、戦闘シーンはかなり良かった。便利屋に集う面々も良かった。日常があまりに楽しすぎて、結末には心を痛めた。ただ、ある意味ではハッピーだし、美しい終わりなのでありなのかな、って気分。2011/05/07

クフカ

4
見事に騙された。いやあ、まさかこんな仕掛けを仕込んでくるなんて思わなかったよ。これは面白かった。読んでる途中興奮しっぱなしだった。まあいろいろ伏線はあったけど、大助が詩歌以外とそう簡単に恋に落ちませんよねー。しかし、詩歌空気だからそれもありなのかな?とか思っちゃった。とりあえず話があまり進んでないのが少し残念。萌々は可愛かったし、しぇらとの戦いも良かったけど。後、元魔王はもういいだろうと。どうせなら愛恋復活させろと言いたい。次巻は話が進んでると良いな。2011/12/26

高槻かなた

4
"かっこう"が特環を逃げ出すところから始まるのが意外でした。最強の称号を持つ彼も流石に限界が近いよう。生まれてはいけない虫憑き"マーカー使い"は闘い方も面白く、多様な能力持っている点が少し"ハンター"に似ている気がします。それに対して"かっこう"は肉弾戦か銃の2択しかないのに最強を名乗れるというのは凄いなと今回改めて実感。2011/08/18

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