内容説明
“神が守りし王国”ウラルの王が誇る美貌の双子。彼らの運命は王国が戦に負けた瞬間から大きく動き始めた──！僅かな部下と逃げ延びる途中、兄のアレンと離れ離れになってしまった妹姫シーナは、国から唯一持ち出した神像を壊してしまった。そして、それはウラルの神の永き眠りを覚醒めさせることに……。受け皿をなくしてしまった神を身体に受け入れその力を得たシーナは、兄の姿になり隣国の王に仕えることにしたのだが──!? 奇才が華麗に描くヒロイックファンタジー決定版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
17
【電子】おすすめしてもらった本📖ランニング中にサクサク読めました‼️ライトノベルあまり読んだこと無かったけど、読みやすくて集中出来て良き✨お話もファンタジーで好き(*´ω`*)2023/06/05
あ
3
やや素っ気ない文章が、さくさくっとテンポよく読める感じで、かといって過不足もなく、ちょうど欲しかったサイズにあてはまった、というくらいで読みやすかった2011/03/25
あきら
2
再読。王道ファンタジー。男装したお姫様が隣国の王様に恋しちゃう、みたいな。ちょっと特殊なのは、お姫様にはウラルと名乗る神（どっかの星から来たらしい寄生生物）が取りついていたのです（笑）さらっと読めて息抜きにはちょうどいい。2014/12/21
こばこ
2
日が空いて忘れかけていたので二巻読了後に再読。まさにおとぎ話な恋の落ち方。出会って一目でどことなく運命を感じる二人。男の形をしていてもなんとなく抱いちゃう思慕(つまり中身に恋に落ちてる？)。どことなく・なんとなくという空気感が随所に見られて、ごまかされている気分。むしろそれを楽しむべき？ しかし、王がシーナ(子爵)を気に入ったと言っても、それって半分はウラル神なんじゃあ？と疑問に思う。言葉の表現や、食べ物は、世界観が現れていて面白い。ヒーローよりも、ヒロインシーナのもだもだした可愛い恋心に心が疼いた。2014/01/24
こま
2
王道ファンタジー、一昔前の人間的なファンタジーが好きなら好きかと。ちょっと心情薄いのがもったいない。2013/04/15
