内容説明
臆病な少年シオンは、人には見えないモノが見えるため、修道女のファティマに預けられることになった。美しく気高く、おまけに腕っぷしが強いファティマだが、実は彼女は、抜け出たり捕らわれたりした人間の魂をつかまえる、「魂の捜索人(ゼーレ・ズーヒア)」と呼ばれる人物だった! ファティマの使い魔で、美貌の堕天使グランディエとともにシオンが巻きこまれていく運命とは……!? 第3回角川ビーンズ小説大賞〈奨励賞〉&〈読者賞〉W受賞!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
21
常人には見えない「あるモノ」が見えてしまうため、女司祭ファティマに弟子入りさせられた少年シオン。美しき堕天使グランディエを引き連れたファティマの元で、シオンはある事件に巻き込まれていく。読者賞&奨励賞受賞作で好き要素も入ってたんだけど、想像してたのとなんか違ってて期待外れでした。シオンとグランディエの会話は面白かったです2018/10/12
紅羽
5
何回かめかの再読。可愛い三角関係が結構好きでした。お利口なシオンとクールなグランディエの掛け合いが楽しいです。2014/02/03
まりもん
2
シオンの考えが答えを導きすぎなのでは?と思う。更に全ての内容が王道というかパターン通りなので驚きが少ない。唯一使い魔であるグランディエの個性だけが良かった。2012/05/12
めー
1
イマイチ共感できなかったのは、シオン視点だからか。第三者感がすごい。もっとヒロインを中心に持ってくるべきかな。あと何回「白い足」って言うんだ?多すぎて辟易。少年向けじゃあるまいし、嬉しくない…。2020/02/21
星嵐哀
1
シリーズ最終巻にまとめます。2006/08/16