内容説明
親友・摩理の死後、一之黒亜梨子の前に現われた銀色のモルフォチョウ。いったい、なぜ? 最強のエージェント薬屋大助とともに、その答えを探し始めた亜梨子は、極秘機関“特環”に囚われた美しい少女と出逢う……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろりん
5
利菜のカリスマ性が凄すぎる。というか虫憑き達はみんな寂しいというか庇護を求めているから利菜に心酔するのかもしれない。ハルキヨとはこういう出会いをしたのだと驚き。そして亜梨子と摩理については相変わらず気になりますね。1巻読んだ時点でなんだかんだいって鬱展開にはならないだろうと思っていたのですが自信なくなってきた。この頃の大助はかなりつらいというかボロボロというか、これらのエピソードのあと本編01に繋がると思うと、あの時大助はどんな想いだったんだろうなと考えてしまう。2014/05/15
あわうみ
3
再読。大助と亜梨子、そして利菜が本当にいい味出てます。始まりの三匹についての謎が思った以上に出てきて考えなから読みました。2014/01/31
ちか
2
だんだん進んできたけど摩理についてはまだまだなぞですね。2013/12/09
えいとん
2
主人公の親友になれる可能性があった『アキ』との離別がめっちゃ悲しい。2013/10/27
しむ
2
「ニヤリ」が鼻についた巻でした。毎回新しいキャラの名前がはちゃめちゃで「なんだこれ」ってなるのが恒例になってます。大助は相変わらずもう一人の自分と戦っていました。なぜ戦わないといけないのか。探しても探しても答えの見つからない問題にぶつかる大助。自分が所属してる特環でさえ信用できない。心の支えは昔交わした約束だけ。そんな大助に立ちはだかる三匹目の謎、そしてハルキヨ。ワクワクする展開ばかりで面白かったです。2012/01/06