内容説明
半年前までぼくは無敵艦隊提督(アルマダ・リーダー)って呼ばれてた。でも本物の戦争はシミュレーションゲームとはぜんぜんちがうんだ。前には強大な敵、なのにぼくらは宇宙最弱のアウトニア艦隊。マジで戦えば、一瞬でKOされること確実。そんなぼくらが、知恵と勇気をふりしぼって考えた反撃とは、敵の艦隊ではなく胃壁を狙う、すさまじく「性格のイイ」小技の数々だった! 抱腹絶倒・快感無限大の痛快ポップビート・スペースオペラ第2弾、発進だ!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
7
あまりに一気に読んだので感想は最終巻に(え2014/01/13
ナカショー
4
迫り来る敵艦隊を正面からではなく敵の気力を割く斬新な手で相手していくのは見ていてとても笑えました。『ギャラクシー・ハラスメント作戦』という作戦のネーミングにも笑いました。マイドの事が気に食わないアリクレストがどの様な嫌がらせをしてくるのか。続きが楽しみです。2020/12/09
杜
3
イイ性格の戦術は読んでいて楽しいですね。わざわざ相手の得意分野にあわせて戦ってやる必要なんてないのです。 "人間の価値"や"それをやっちゃあおしまいだ"というのはよく分かります。2018/08/11
呉藍
3
マイドもすっかり打ち解け英雄扱い、当初の自分の目的である出世もどんどんする、というおかしな展開ww 今回の一番の爆笑ポイントは『ギャラクシー・ハラスメント』という秀逸な作戦名でしょうね(笑 予想より早く王女様とは上手くやっちゃうし、私生活の方は文句なしなのに……。逆にアリクレストの馬鹿っぷりときたら青筋立ててわめきたいほど頭に来ます。あんなのが参謀で少佐って帝国の未来はおしまいです!2012/02/22
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3
さすがにこの頃からどこか邪道な戦闘と戦術描くのがうまいなぁ。挿絵がもっと一般的なら相当売れてるんやろうに、まぁ好みだろうけど。文章は最高に面白い。2011/08/13