- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
2014年9月1日に100歳を迎え、ますます多忙なフォトジャーナリストとして、睡眠不足が続くこともしばしば。「気がついたら100歳ということですけど、まだ欲張って、仕事をしたいと思っております」──そのひとりで自由な“バラ色の人生”とは? 日々どんなことを実践しているの? どんなものを食べているの? 衣食住、30歳若く見えるワザまで、健康長寿の秘訣が満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takanori Murai
27
日本初の報道写真家、笹本 恒子さん100歳の、暮らしのレシピ。 最近100歳のかたがおっしゃることは全て正解と思える。どんな成功者の言葉でも、その人はそうかもしないけど、自分は...と、素直に受け入れないのだが、100歳となるとそれはどんなことであれ、ある意味正解なのだと素直に受け取る私がいます。 96歳まで年齢を明かさなかったのは、仕事を続けていくため。女だから、高齢だから、信用してもらえない、特に日本での風潮に対する抵抗だったのでしょう。それにしても96歳までとは根気強い。 2015/08/21
Miyoshi Hirotaka
21
年齢の十の位が繰り上がる度に感慨深さを感じたが、三桁への繰り上がりは、長寿時代とはいえ自信がない。しかも、現役写真家としてである。この方の素晴らしいのは、間に約20年のブランクがあり、新しい仕事に取りかかったのは70代ということ。雌伏期間に役立ったのが、若い時に習った洋裁や生け花。高い教育を受け、十分な資金蓄積で老後に備えるという人生モデルではなく、知識をリサイクルし、自らが変わる選択をした。その結果、自分自身の価値が高まり、賞味期限が延びた。自由なバラ色の人生は学び直し、選択肢を探索、創造する先にある。2020/04/07
garashixxx
9
図書館で借りた3冊中の1つ 素敵すぎてあっという間に読了。流行に流されないで自分らしさを大事にすること。できそうでなかなか難しい。耳障りのいいキャッチコピーや価格設定にそこまで本気じゃないものに手を出す自分を戒めなくては! 言葉遣い気をつけたい。そう思いました。2016/05/06
とよぽん
7
笹本さんの写真集「100歳のファインダー」を図書館で偶然(?)見つけて読んだのが5月末のこと。そして、一昨日、「笹本恒子 100歳展」に行ってきました。やはり、本物の写真を見ることと展示会場の雰囲気を感じることができてよかった。写真だけでなく、花や直筆の色紙なども飾られて、ご本人の演出なのだと思った。「幸福論」というが、笹本さんが優しく諭してくださっているような印象の本。読む人の心をもれなく惹きつける魅力あふれる生き方、人柄なのだ。100歳のフォトジャーナリストさんから元気をいただいた。2015/08/16
newman
6
5つの秘訣のうち「3 身だしなみに手を抜かない」と「4 年齢を悟られずに生きる」をまず、実行してみようと思います。後の3つは少ししてから実行します。ちょっとしたことで人生は楽しく暮らせる、そう思うことができました。まだまだ作者の笹本さんの年齢まで40年、楽しく過ごさなくちゃと思います。2016/04/08