内容説明
様々な困難を抱えながらも容易に支援を求めない現代の中高生に関わる大人、そして本人たちへのメッセージ。大好評企画待望の続編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiace9000
105
2018年、国は学校における自殺予防として「SOSの出し方教育」実施方針を示した。それ以降、子どもの自殺は止まるどころか加速している皮肉な現実。「『助けて』」が言えないシリーズ"子ども編"の本著。「助けて」が言えない子どもたちに大人は、周囲はどう関わるかーという支援者へのメッセージが前半、後半は「助けて」が言えない当事者へのメッセージ。その最前線の現場で見守り奮闘する様々な研究者、教員、医師、著名人らが烈々と綴り、訴え、語りかける。特に学校現場における体制と意識の変換は急務かと。この社会課題、深く刺さる。2024/08/03
ムーミン
40
自分ではどうしようもなくなっている子どもたちのそばにいる人たちのリアルな言葉が、勇気、納得、希望‥いろいろな思いを引き出してくれました。自分と同じ思いを持ち、日々悩みながらも、使命感や苦しんでいる子たちを前にほっとけない気持ちに突き動かされて、動いている人たちがちゃんといる。自分にできることを重ねていこうと思います。2024/07/19
マリリン
36
"こうしなければならない"社会…子供の場合は学校。その社会の中で疲労している教師。助けてが言えない、言わせないのは大人社会も…か。自分の居場所をつくるには、自分を知り認めることが大切。 読み進めるとこの問題の根の深さを感じる。いじめの問題は被害者も加害者も特に。当事者と支援者へのメッセージが書かれている。子供にとって親の一言は重く伝わると言われたことがあったが自分の子供時代を振り返る。先生や上司などの一言も立場や年齢によっては同じか。言葉、感情のコントロールや相手に寄り添う気持ちは忘れないようにしたい。2024/11/10
kanki
23
子どもの自殺。信頼、期待できない大人。居場所の無い学校。まずは、大人自身が、助けてと言う。2024/01/11
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
21
人はそれ以上攻撃されないために嫌なことをされていても笑っている児童もいるということを頭に入れて教師は児童を観察していく必要があると感じた。また、登校拒否の児童にしても、その児童が通っている学校が、通うことによってその児童の心に痛みを感じさせる環境でしかないとと考え、不登校という選択肢を選んでいるという考え方があることを知った。一般的に家でゲームをしている方が楽だから楽な方に逃げているというとられ方をするが、学校というものがその児童を受け入れるだけの多様性を持てないのも原因だ、教師の定員などの問題もある。2023/09/10
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