内容説明
本書は、データサイエンスの基盤として重要な統計学の理論的基礎である逐次推定に焦点をあてて書かれたものであり、数理統計学について入門程度の知識をもつ学習者が、逐次推定論をより専門的に学ぶ際に有用である。例を多用して自学できるようにまとめられており、和書には類書がほとんどない。
目次
第1章 序論(標本抽出計画の例
停止則に関する等式 ほか)
第2章 決定論における推定(決定問題
情報不等式と許容性 ほか)
第3章 逐次決定と推定(停止則と最終決定方式
十分列と推移列 ほか)
第4章 逐次推定(正規分布の平均の逐次推定と2段階推定方式
正規分布の平均の差の逐次推定 ほか)