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内容説明
ちまたには相変わらず、本が溢れています。しかし、そもそも、どんな本から読めば自分のためになるのか。本を読んでも次から次へと内容を忘れてしまうが、どうすれば覚えられるのか。本は何の役に立つのか・・・こういったことに悩んだことはありませんか?この本は、本を読むための本、本を愛する人のための本です。これを読めば、どんな本を選りすぐれば自分の血肉になるのか、がわかります。本を読むにもコツがいるんです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
264
いろんな本の紹介から、読書の仕方までタイトルからは想像しない展開も多かった。2018/02/10
KAZOO
112
題名よりももっと深い観点からの読書論です。最近はやりのタイプの本ではなく読書生活全般にかかわってくるもので、むかし小泉信三などが書いた部類の本だという気がしました。本の紹介ということではなく(途中に100冊のリストはありますが)本あるいは読書をもとにしての教養生活をどのようにしていくかの指針を書かれたものだと感じました。2017/09/28
あすなろ
89
読書は何故必要か?奇しくも同じテーマの本を並行して読了。これは、橋爪氏の本である。同じく、今更、読メユーザーが心して平身低頭して実行をせねばという教本ではない。自我是認が半分以上。それと、書き方故なのか、チョット一貫したテーマの元の展開というより、雑文を併せた様な印象があり、何が言いたいのか分からぬことがままあった。語弊あれば陳謝します。読書は友がいて、感想と疑問を問いかけ合って更に理解進む。これは、我々は読メですよね(笑)。大学教授の書かれた読書術で、丹羽氏のビジネスマンの書かれた読書術と差異も楽しめた2017/11/04
マエダ
86
ベースは古典すこし硬い。小テーマを多めに区切ることによって細かく読書論が書かれている。2017/10/10
青蓮
72
本の読み方を、なぜ本を読むのか?という問いから発して、選び方や読み方、本から何を学んだらいいのかなどを明解に記しています。第3章にある「理科系の作文技術」は読んでみたい。本から学び、読み取るものは著者の思想、その思想の意図、そして背景だと言う。背景まで読み取れるようになるにはかなりの読書量が必要だなと思いました。特に思想哲学系は。著者曰く「本を読むという作業は、エンドレス。終わりがない」。必ず読むべき大著者100人リストにも挑戦したい(近代思想が多め)。リストの中にある作品で私が既読だったのは8冊でした。2019/06/29