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内容説明
ストレスを溜め込み、粘菌人間へと変質した発症者。はたして発症者は「生還」するか「死亡」するか。粘菌人間になり、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた人間の“生きざま”を鋭く描く人間ドラマが今始まる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
20
過度のストレスに晒される事で、突然首から下の身体がアメーバや粘菌の様な姿に変貌する「胞子」に殆どの人々が知らぬ間にキャリアとなっている社会。彼らのストレスを低減する事で元の身体に戻そうとする政府機関・粘菌CC(ケア・コーディネート)のメンバーが直面する、さまざまな生死の境目を描くヒューマンドラマ。以前、連載途中の回を読んでその衝撃的なビジュアルが気になっていたので手に取る。ストレス低減に成功すれば生還するのが作者の出世作「イキガミ」とは一番異なる点か。それにしてもエグいビジュアルだ(以下コメ欄に余談)。2017/07/03
地下鉄パミュ
5
前作『デモクラディア』と同様なかなかヘビーな内容。保菌者であればストレスに寄って発症してしまうヒトモジ。発症すると頭部を残し溶けてしまい、更なるストレスが加重されると死に至ってしまう。今の時代ほぼ全員が何らかのストレスを抱えて生きている事を考えると、この病気の怖さが分かる。ドラマティックバイオホラーと言うことだが、人間ドラマを主としているのでホラー要素は薄い。人間が溶けると言うホラー要素は1つのギミックとして、『イキガミ』のような極限の人間ドラマを楽しみたい!2017/09/30
かなっち
3
ストレスが溜まると、アメーバになってしまう世界でのお話です。そのアメーバが発症するまでのストレスに関わるエピソードが興味深く、なかなか面白かったです。元奥様に好きの一言を言ったのが引き金で死ぬとか、不幸すぎて笑えませんでした。読みながら、自分も最近ストレスが溜まってたので、自分もアメーバになるなと思っちゃいました。ストレスが軽減されると人間に戻れる設定なので、何だか最近のストレス社会に警鐘を鳴らしてるのかなとも考えてしまいました。2021/04/10
mt.gucti
2
表紙とタイトルのインパクトで 読んでみたいと思っていた本。粘菌人間というタイトルは内容にしっくり合っていると思うが、昭和劇画調の絵柄は ちょっと好き嫌い別れそう。私はちょっと苦手です。 2017/09/16
きのと
1
アメーバの話だと思って読んだのにそこはほとんど関係ない内容でコレジャナイ感。この入り方すると読む気にならないからむしろ付けないほうが良かったんじゃないか2019/12/27