角川新書<br> 文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?

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角川新書
文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?

  • 著者名:週刊文春編集部【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2017/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821436

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内容説明

大物政治家の金銭スキャンダルから芸能人のゲス不倫まで、幅広くスクープを連発する週刊文春編集部。 その取材の舞台裏を、編集長と辣腕デスクたちによる解説と、再現ドキュメントにより公開する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

308
確かに2016年はすごく文春砲が目立っていたなぁと思ったが、皇室報道の雅子さまに対する姿勢に疑問。そんなに雅子さまを叩くから精神的に追い詰められるし、何様なのか?と思う。2017/05/13

えちぜんや よーた

87
個別のスクープやスキャンダルの裏側についてはあまり読んでない、興味がないから。ただ世の中に情報を送り出す時にどういう姿勢で臨んでいるかの部分だけ読んだ。「ファクトを掴む」「親しき仲にもスキャンダル」「記者クラブからはじき出されても情報を聞き出す」。これってジャーナリズムの原点なのでは?。どこに興味を向けるかは商業誌なので下世話な話もあるだろう。だが自分たちは「社会正義のためにやっているのではない」ときっぱりと言っているのでむしろ清々しい。読みたくない人は読まなかったらいいだけの話(自分は見出しだけ読む派)2017/07/07

hatayan

56
2017年刊。有名タレントの不倫や政治家の収賄、検察官の麻雀疑惑などのスクープで独走する週刊誌の舞台裏を明かす一冊。 売上増や読者の関心を意識しながらも公益性にも配慮するバランス感覚、スキャンダルがあれば与党野党の偏りなく容赦なく報じる是々非々の姿勢で週刊文春はもはや新聞をしのぐ社会的影響力を持つに至りました。一見華やかな週刊誌の仕事は地味な作業の積み重ねであり、ネタを拾うための普段の種まき、相手の反論を許さない徹底した裏取り、体制を次の世代に引き継ぐための人材育成の工夫があって成り立つものとします。2020/05/29

澤水月

41
「売れるが意義低い」「売れないが意義ありやるべき」スクープも2種、記者の書き甲斐は後者。ベッキー、少年A、甘利、舛添、ショーンK…どれも地道な資料読み、告発者の真贋見極めに張り込み出待ち…当たり前ながら昔ながらの手法で生まれたスクープだった。硬「右トップ」、軟「左トップ」の色づけ、女性読者の多さにも納得。他誌との違いはブランド大事にしつつ安住せずデジタルや若者取り込み積極的なところか、なぜ本書が角川からと思ったらニコ動提携からの柔軟な流れとは。しかし少年Aは思ったより怖い経緯2017/04/05

リキヨシオ

32
ベッキー、甘利元大臣、SMAP、元少年A…大スクープを連発させた2016年の週刊文春が書いた記事は「文春砲」と世間の注目を浴びた。週刊誌が売れない中で一人勝ち状態!文春砲だから間違いない!という見方もある。そんな現在の週刊文春のライバルは「2016年の週刊文春」とのこと。スクープを取る為のネタ集めから取材に執筆…毎週木曜日から始まる1週間の戦いは過激!週刊新〇への中吊り広告疑惑はその一角だろうか…ただあくまで週刊誌という事で文春砲は「正義」や「裁き」ではなく「エンターテイメント」として読む方が正しい。2017/06/06

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