角川文庫<br> 経済ヤクザ

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角川文庫
経済ヤクザ

  • 著者名:一橋文哉【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2017/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041047361

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内容説明

日本の経済はこうして動かされてきた。政界や一般企業に食い込み、地下経済を自在に操ってきた者たちの姿とは? ハッカー集団「アノニマス」直撃取材など最新事情にも斬りこむ「闇社会経済図鑑」!

序章 闇の地殻変動 
第1章 経済ヤクザの興亡
第2章 表に躍り出た闇社会
第3章 復興を粉砕した銃弾 
第4章 ITバブルを喰うハイエナ 
第5章 目に見えないマネーの恐怖

※本書は、小社刊の新書『国家の闇 日本人と犯罪〈蠢動する巨悪〉』『人間の闇 日本人と犯罪〈猟奇殺人事件〉』『マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方』からそれぞれ抜粋し、大幅に加筆修正した文庫が底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

41
経済ヤクザも一般企業も、やっている事は紙一重。2020/07/25

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32
本屋で付いていたポップに乗せられて購入。昔はよく飯干さんの「仁義なき戦い」などのヤクザ本を読んでいたが、暴対法の施行以降では随分とシノギのやり方は変化していき、もはや社会の表層からは隠れてしまって一般人には見分けがつかなくなってしまったようだ。昭和から平成にかけて日本で起きたケタ違いの大金が動いた疑獄事件や、戦慄が走るような暴力事件の影にはヤクザ組織が絡んでいることがよくわかった。ただし、あまりにも多くの事件や人物がが紹介されているので、そのどれもがダイジェスト版を読まされているようで少々消化不良な感想。2018/05/20

めだか

16
裏社会の情報収集力と儲かるものは何でもやる貪欲さに組織の資金力と機動力をもってすれば、今や暴力を背景にしなくても稼いでいける。表の企業も生き残りを言い訳に違法行為や不正に手を染めていく中、表裏の区別はつけられない世になっている。儲かると思えば表も裏もなりふり構わず群がる姿は愕然とする。2017/07/19

緋莢

15
大金がある所に群がり、貪る「経済ヤクザ」たち。経済ヤクザの〝首領”と言われた宅見勝、右翼団体による「ほめ殺し」を止め、竹下政権誕生の最大の功労者となった石井進。 「経済ヤクザ」の代表的な2人のエピソードを中心に、ITバブルや震災復興で暗躍した闇社会の住人たちの姿を書く。2017/09/12

Ken D Takahashi

10
たまに一橋さんの本が読みたくなる。まぁ、ノンフィクションと云うジャンルで僕の興味のある題材が重なっているというのが大きい。さて、読後の感想ですが、良くも悪くも大金を手にするのならば地道に学ばなくではならず、偶然手にするなんて事は無いのです。良くも悪くも社会の仕組みや構造をしっかり勉強した人にのみお金が集まるのです。僕の様なボンヤリ生きて居る人間としては、手にしたお金を逃さぬ様に無駄遣いを控えるのが精一杯です。2018/11/16

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