内容説明
行政に関わる法律の全体像と趣旨を簡潔に解説。行政法の勉強に入る前に読んでおきたい入門書が最新の法改正や判例をふまえて改訂。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ntahima
14
【Kindle-191(Unlimited)】標準タイム3時間20分。所謂、六法については大学の一般教養でスイカの皮舐め(韓国の諺)したが、六法外の行政法に関する本を読むのは人生初!行政法には「行政法」という名前の法律がなく、すべての行政活動に共通する行政上の取り扱いを不文のルールに体系化した理論を意味するというところが「民法」や「商法」との違いらしい。私的な日常生活に関わる法が民法だとすれば、行政法は日常生活の公的な面に関わるともある。確かに新聞やニュースを通してなんとなくおぼろげに知っている話が多い。2017/12/02
tieckP(ティークP)
5
これはファングッズなので、あまり「行政法入門」としての評価をすべきではないのかもしれない。なにしろ160頁超の本文のうち50頁は著者が多数の著作や活動でその愛を表明する「憲法」についての話である。行政法は憲法の視点で見るべきだからと強弁されても、類書に較べて分かりやすくなってはいない。残りの100頁においては著者の技量で120頁くらいの内容が伝わり、それはお見事だけれども、全般に理想に熱がこもって今の行政法を尊べなくなる。加えて他の方も書いているが確認テストの正解の解説もない。でも著者が好きなら読むべき。2019/06/06
北条ひかり
4
6時間39分。Kindle+VoiceOver。Kindle Unlimited 30日お試し。伊藤先生は相変わらず一人一票制を熱く語っていたけれど(笑)、行政法を今学ぶことがとても熱いことを説明してくれていた。僕は行政法が司法試験の範囲外だったので、まともに勉強したことがなかった。でも、ここのところの行政法改正でこの分野はとても面白くなったようですね。うーん、これは勉強してみたら面白いぞ!ということで、Unlimitedで読めて、司法試験用テキストとして十分通用すると思われる「基本行政法」へと進みます。2016/12/25
オランジーナ@
2
読了2022/11/06
おじょ
1
伊藤先生わかりやすい...