―<br> アシュリーの戦争 -米軍特殊部隊を最前線で支えた、知られざる「女性部隊」の記録

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アシュリーの戦争 -米軍特殊部隊を最前線で支えた、知られざる「女性部隊」の記録

  • ISBN:9784046014511

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内容説明

2010年、アメリカ特殊部隊指導部は女性のみで編成された「カルチャー・サポートチーム」を編成した。「イスラム女性たち」にアクセスし、情報収集することが任務。戦争史に新たな歴史を刻んだ女性たちの戦い!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころりんぱ

47
とても複雑な気持ち。プライベートライアンとかブラックホークダウンとかそういう映画を観たことはある。迫力のある激しい戦闘シーンと兵士たちの愛国心、友情、勇気、エンターテイメントとしては嫌いじゃない。この本もきっと映画になる。軍法を破る形で秘密に組織され特殊部隊を支援するために派遣されていた女性兵士集団CST。過酷な選抜試験をパスして現地に送られ重要な任務にやりがいを感じ日々奮闘する第1期生のアシュリーとその仲間たちを描いた本ですが…アフガン戦争、10年続けて何が良くなったのか?今年一杯で米軍全面撤退だそう。2016/08/20

DEE

17
文化的、宗教的理由から男性兵士が女性や子供と接触できないアフガニスタン。しかし彼女たちからの情報はゲリラを追い詰めたり味方の命を守ったりと非常に重要でもある。 そこで組織されたのがアシュリーを含む女性による特殊部隊CST。レンジャーに帯同し時に前線でゲリラと対峙しながらも、アフガンの女性たちを安心させ、また彼女たちの安全も確保する。 アシュリーは作戦途中で戦死してしまうのだけど、名誉とか愛国心とか綺麗事を並べたところで戻ってはこない。自ら志願し厳しい選抜試験を勝ち抜いた結果がこれかと、虚しい気持ちになる。2020/03/03

つきもと

3
米で女性の地上戦参加解禁の血路となったCSTについて書かれた本。戦地の女性たちの群像劇のような仕立てで読みやすいながら、背景もしっかり書かれていて、現代の戦争を知る上でも読んでよかったと思います。2020/05/16

トトス

3
15時間ほどで読めた。CST(文化支援部隊)という女性メンバーだけの特殊部隊を追ったノンフィクション。CSTの役割はアフガニスタンでの戦闘でアフガニスタン人の女性や子供たちから情報を聞き出すことが彼女たちの任務で地上戦の最前線でレンジャーの任務を支えていました。主人公のアシュリーが英雄視されているようで、プロパガンダ的作品と感じとってしまいました。2016年にアメリカの女性兵士も地上戦闘に参加することが法的に認められたのも、このCSTがあってのことのようで米軍にとっても大きな影響を与えた部隊だと思います。2018/12/30

Ramo

2
難しかったのでざっと読んだ。凡ゆる面において本当に“強い”女性だった。アメリカ側からみたアフガニスタンを知りたくて手に取った。こういう部隊があることも初めて知ったしもう誰が敵とかわからない。戦争って…。時間ができたらもっとしっかり読みたい。2021/10/27

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