―<br> 日本を揺るがせた怪物たち

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日本を揺るがせた怪物たち

  • 著者名:田原総一朗【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046015594

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内容説明

いつの時代にも怪物と呼ばれる人間はいた。その怪物たちに果敢に切り込み、隠された本心を引き出したジャーナリスト田原総一朗の総決算ともいうべき渾身の力作!!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

27
図書館本。田中角栄、中曽根康弘、竹下登、小泉純一郎、岸信介(以上政治家)、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲森和夫(以上財界人)、大島渚、野坂昭如、石原慎太郎(以上文化人)。著者が実際に会って話を聞いたり付き合ったりした男たちの素顔を綴る。財界人や文化人はともかく政治家連中はみなとんでもない奴らばかりだと私は思っていたので、さぞ辛口の評論が書かれているのだろうと思って読んだ。意外なことに著者は彼らに好意的だ。彼らを必要悪と見たのだろうか。暴力団も必要悪だと言う人さえいるから、まあわからないでもないけど。2016/08/27

るっぴ

23
田原総一郎作品、初読み。一番心に残った怪物は、竹下登。竹下登の「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう」のことばが、心に残った。2016/06/24

緋莢

16
<彼らが「怪物」たるゆえんは、周囲の人間たちを引き込む、強い吸引力を持っていることだが、それは自分を曖昧にせず、ホンネを晒し、もちろん魅力的なビジョンを示すのだが何よりも責任を回避しない、というよりも積極的にドロをかぶろうとすることである。だから、彼と敵対する人間までが彼を信頼することになる>(はじめに)政治家、財界、文化人など長いジャーナリスト生活で出会い、接してきた「怪物」たちの姿を書いた本。2016/10/15

黒豆

3
政界5人有名人で経歴として別の本で読んだ内容がほとんど、知らなかった事=田中角栄-法律に強かった、アメリカの機嫌損ね、捜査不十分な検察に嵌められ健康を害し事実が分からないまま終わった。小泉純一郎-わざとワンフレーズのメッセージとし後日新聞記事になつても変えようがないようにした、北朝鮮拉致メンバー返還に絡むアメリカとの極秘交渉の反故。財界4人真新しい内容は無かった。文化人3人、大島渚-観たいと思った映画は青春残酷物語、戦場のメリークリスマス。野坂昭如-読みたいと思った本は火垂るのの墓。2016/07/08

すうさん

1
田原総一郎が直接接した人たちで、首相は田中、中曽根、竹下、小泉、岸、経営者は松下、本田、盛田、稲盛、文化人は大島、野坂、石原。どれをとっても興味深い。また実に人間実のある話が並ぶ。田原が直接会っているからこそのエピソードがあり印象的である。それと人は「運気」というものがあり、その時代ならではの人物といえるだろう。どれほど才覚があっても、その時代にうまく乗れたからこそ世間から「怪物」と呼ばれるほどになった。私もその「怪物」たちの 凄さを感じつつ、この本を読んでその人間実も味わえることができた。2017/11/14

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