内容説明
お釈迦さまが呑気に遊んで暮らす青年・シガーラにおこなった、長い長い説法をまとめた経典「シガーラ教誡経」。財産を守り、人間関係の落とし穴を避け成功するための心得が、厳しくも温かい言葉で語られています。その経典を、スマナサーラ長老が今の生活に即するように講義してくれたのが本書。悪事・悪友・酒・賭けごと・不倫・怠け……。お釈迦さまから出た絶対NG。これらの悪事がどれだけ「人生の財産」を消すか。また親子、夫婦、友人、師弟、同僚という人間関係を良好にするための秘訣は。人生を成功に導く仏教的テクニック!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪野きずな
4
久々にメモをとりながら読んだ。愛語を実践しよう。2019/08/08
ダージリン
2
この前にダライ・ラマの本を読み、もう少しこの手の本を読んでみようと思ったのだが、この本も良かった。分かり易い言葉で語っており、あまりに難しいことを求めている訳ではない。例えば、怒りで判断するなと言うが、怒り自体をなくせとは言わない。怒りを覚えたら怒りが鎮まるまで判断するのを延ばせと言う。これなら大分取っつきやすい。とは言え実行は簡単な訳でもないのだが、謙虚に誠実に生きたいと思わせてもらった。2017/02/15
なつ
2
私はもう少し具体的に教わりたいと思いました。確かに指針としては具体的ですが、何をどうしたらいいということが正確に掴めたかというと難しいです。また指針を実行するのは別の意味で難しい。難しいというのは甘えで、そんなん言うたらもうあんた成功しまへんわ。くらいの事が綴られていますが、あれもだめこれもだめと禁止されてパンク状態です。啓発本は実行しやすいよう沢山の工夫がされていますよね。この本ではそういった調整はなく、やって成功、やらないで失敗、どっちを選ぶか決まってるよね?じゃ言ったことやってという感じです。2016/07/30
勘太郎
2
具体的な生き方の指針 迷いながらでも仏陀のアドバイスを生きてみると良いのでは 2016/04/02