角川文庫<br> SNOOPY COMIC SELECTION 50’s

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角川文庫
SNOOPY COMIC SELECTION 50’s

  • ISBN:9784041018538

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内容説明

かわいいだけじゃないスヌーピー。実は哲学的で面白い! スヌーピーコミックが連載開始した記念すべき1作目も掲載している、50年代のベストコミック集。初めてスヌーピーコミックを読む人にぴったり。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

83
「PEANUTS」チャールズ・M・Schltzの翻訳を谷川俊太郎は60年代後半から手がけていたとある。1950年10月2日コミックの始まりから1959年12月19日まで10年分のセレクト集。当初SNOOPYは、4本足の普通の子犬の姿で、あまりセリフもない可愛らしいキャラクター。NHK子犬のチャロを彷彿とさせる。谷川俊太郎の訳と英語を読み比べるのも楽しい。チャーリー・ブラウン「well,that's the way it goes.」訳「世の中ってこんなものさ」子供にスヌーピーの日記帳を買っちゃいました。2021/01/03

優希

77
ピーナッツから50年代の物語を選り抜いています。まだスヌーピーが4本足で歩いていて、犬らしさが感じられました。絵の雰囲気が素朴なのも可愛いです。大好きなスヌーピーの原点を見たような気がします。2018/04/16

kinkin

75
1950年に始まったコミックPEANUTSU。1950年代に発表されたものからのセレクション。始まった頃はチャーリー・ブラウンもスヌーピー他のキャラも今とは違った絵だ。話の内容も割りと単純だ。後期のような哲学めいた内容より馴染みやすいと感じた。読んでいるうちにスヌーピーが人間として見えてくるし、ルーシーのガミガミが大人、ライナスの毛布やシュレーダーのピアノ他それぞれが大人の世界を映していると思う。60',70',80'続刊出ているようだ、ゆっくり読んでみたい。 2017/02/05

ユメ

53
疲れて物事が思うように進まない日は、のんびり『PEANUTS』を読んでみる。すると「まぁ、無理をしなくてもいいか」と思えるのだ。50年代のうちはまだスヌーピーは四つ足歩行だけれど、後半になると独白も見られ、チャーリー・ブラウンの顔は楕円形から丸形になっていく。キャラクターたちの変化を追うのも楽しい。ベートーヴェンホールの建設費は100万ドルだと聞かされたシュローダーが「ケチるなよ!」と怒る回と、普段はそっけないスヌーピーが自分をかばってくれたチャーリー・ブラウンにくっついて離れない回が、微笑ましくて好き。2015/10/23

つたもみじ

28
スヌーピー、チャーリーブラウンと聞いて大体の人が思い浮かべるであろう絵柄とは違う、1950年代、初期の作品集。スヌーピーは二足歩行していないし、全体的に柔らかく、とても優しく可愛らしい絵柄。だけれど、内容はこの頃からシュール。チャーリーブラウンに対しての辛辣さ、キャラクターの自分勝手さ、だけどどこか憎めない。スヌーピーに関しては犬を飼っていると思わず頷く行動もチラホラで楽しかった。2017/03/19

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