12歳の文学<br> 12歳の文学 2014年版

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12歳の文学
12歳の文学 2014年版

  • ISBN:9784091068224

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内容説明

小学生限定の文学賞 第八回受賞作一挙掲載!

 小学生限定の文学賞として日本で唯一の「12歳の文学賞」。3500超の応募作の中から小説部門上位入賞8作品と、はがき小説部門の優秀作を一挙掲載!! 今回はバリエーションに富んだ作品が多く、大賞受賞作も、第一回以来となる2作受賞となりました。
 長編の『ジョージとジョセフィーンとフィービースペンサースミス そして彼らの庭と冒険』は、まず英語で書き、それを作者自らが日本語に翻訳して応募した変わり種。イギリスを舞台に、祖母の死と家族の再生をテーマとした大人顔負けの内容です。主人公・フィービーの内側も外側もきちんと書きこめられていて、その息づかいまで聞こえてきそうな作品です。
 もう一作の『Dランドは遠い』は短編ながら、テーマパークに卒業前に親友と遊びに行きたいが、お金がない少女の気持ちを、湿っぽくならずに描ききった秀作です。
 あさのあつこ、石田衣良、西原理恵子のベストセラー作家3氏に加え、読売新聞・鵜飼哲夫氏による審査員座談会も収録!!
「第九回 12歳の文学賞」の参考資料としても最適です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lanikai

4
小6長女は最近小説を書いており、たまたま本屋で手に取った時に聞いてみると同年代がどんなものを書いているか興味ありとのことで購入。さすがに小学生なので稚拙な面がないわけではないが、語彙・表現とも大人でもここまで書ける人は少ないだろう。ちょっと驚き。それでも小学生らしさが感じられるところもあり、かなり楽しんで読めた。僕はネタっぽい「その一瞬がいやでして」が一番のお気に入り。長女は冒険小説っぽい「悲しみの竜」。かなり面白かったので、第9集も楽しみに待ちたい。2014/06/14

ともち

1
鈴木るりかさんの作品が読みたくて。どの作品も、小学生が書いたと思えない、面白く惹き込まれるものばかりでした。ハガキの短い作品も、面白かったー!2017/11/14

ねこたまちゃん

0
図書館にて読了。2015/02/22

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