角川EPUB選書<br> ルールを変える思考法

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角川EPUB選書
ルールを変える思考法

  • 著者名:川上量生【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2013/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040800035

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内容説明

自他ともに認めるゲームオタクの川上氏は、「日本でも数百人程度しか遊んでいなかったというボードゲームを手始めに、ゲーム機やPCの“シミュレーションゲーム”によって思考力や発想が鍛えられた」と語る。そんな同氏がビジネスを考えるときに重視するポイントは、「勝てないなら“ルール”を変えればいい」ということ。実際、その発想から、投稿動画サイトの巨人「YouTube」を後発の「ニコニコ動画」で迎え撃ち、成功させている。
 異色の経営者として名を馳せる一方、スタジオジブリに「見習い」として入社し、鈴木敏夫プロデューサーの鞄持ちになるなど、独自の発想で知られる川上氏の思考法・経営戦略・コンテンツ戦略をまとめた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

102
ニコニコ動画の創始者の著者が書いた一冊。ニコ動の初代のころからのユーザーだが最初は夜になるとログイン出来ないから、時間内に見たいのを片っ端から開けてた覚えが。最初はいろんなアニメが見放題ですぐ潰れると思ったが長く続いてるのを見ると著者達の苦労があったのだなと思う。2013/11/08

Kawai Hideki

94
ドワンゴ代表取締役会長による、人生やビジネスをリアルなゲームととらえた遊び方の指南書。ゲームを通じて人脈を築き、人を束ね、新しい戦術を広めてきた人らしい、ユニークな視点が魅力の本。何事も、まずはルールを綿密に理解し、その盲点を突いたり、自分が有利なルールに変えてしまうという考え方が根底。廃ゲーマーを雇ったり、会社をあげてブラウザ三国志をプレイしまくったりと、ちゃらんぽらんなようで、「コンテンツとはわかりそうでわからないもの」「ビジネスのエネルギー遷移」「人間の部品化が始まっている」など深い洞察もいっぱい。2015/04/10

えちぜんや よーた

54
川上会長のtweetをリアルな本にしたという感じ。ドワンゴの創業や経営、ジブリの見習い社員(無給)をしているだけでも体系的に何冊も本にできる方でしょうが、あえてつぶやき形式にしているという印象です。「ゲーム」、「ニコ動」、「超会議」など、特定のジャンルに興味がなくても読めるような作りにしていると思う。個人的にはWeb上のコンテンツに対する課金の考え方(P76)や、インターネットサービスに対する日本人の金払いの良さ(P77)が参考になった。2014/01/07

ゼロ

36
ルールを変える思考法とお固いタイトルにはなっていますが、中身は著者の好きなゲームの話とニコニコ動画についてのお話です。結論を言ってしまえば、当たり前の常識を疑いながら、ニッチな部分を攻めていけよというものです。読んでいて面白かったのは、ゲームへの愛が強いこと。ゲーマーは社会的に過小評価されているのではないか?という問いと、ゲーマーでも使える人間は一握りだという解答があり、その間を彷徨いながらも自分の言葉を使って思考してるのが読めるのは良かったです。考えるとはどういうことか?をしれた一冊でした。2014/11/02

T2y@

35
川上氏、とにかく知識が幅広く教養が深い。“未知の仕事は、予算に縛られず、やりながらまなんでいく。” “新しいことをやるときは人に説明しない。” “企画を信じるのではなく、その企画をやりたいと言っている人間を信じる。” …感覚から来たと思われる発言も、“ムダ”にある発想から、緻密に導かれたアウトプットだったということ。 ゲーマー出身の経営者、もっと増えて良い。2014/10/13

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