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内容説明
伝わらなかった硝子(しょうこ)の告白。ニブすぎて、伝わらなかったくせに硝子との距離を縮めたい将也(しょうや)。意を決して、みんなで行く遊園地に硝子を誘う! 思いがけない旧友との再会。明らかになる硝子と結絃(ゆづる)の、出生の秘密。自分のことを好きになれないふたりの未来は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
357
突然おばあちゃんが出てきて西宮家の闇をしった感じ。離婚理由が酷いなぁ。石田の周りの人間関係はなんだかんだ言っていい感じで良かった。2015/06/07
海猫
277
メイン二人の話からぐっと広がって群像劇的になってきた。目に見えない人間関係の糸がもどかしくからんでいる様が丁寧に描写されていく。特に遊園地の場面は空気感の表現が秀逸。ちゃんとコミカルな場面を挟み込んでくるセンスも良い。こういうバランスがあるから深刻で重い印象にならない。しかし一冊の内容は充実していても読みきると続きが気になって渇望感に悩まされる。これが一番のもどかしさ。2014/06/19
mt.gucti
152
漸く始まった、将也の友達ごっこ。ゴッコだっていいじゃない。でも、やっぱり過去を引き摺って巧くはいかない。やはり、人の気持ちはそんなに簡単にはわからない。西宮のばあちゃんの登場に退場。過去話を辿ることで、父が居ない理由が初めてわかる。でも西宮の姓以外、読者には明かされない。アノ家の人は、将也の今後に不要だから。ホントに主人公と同じ気持ちになって話が進んでいくね。分からないことだらけだけれど。2015/07/10
yoshida
113
発売日に購入。読了。一気に登場人物が増えました。川井の利己的な部分が不気味さを感じる。植野は善かれ悪かれ彼女なりの感情の出し方なのだろう。結弦の苦しみ。理解してくれ大好きな祖母の死。でも沢山のガムシロが居てくれる。西宮家の母の強さ、その原点を知る。次巻が待ち遠しい。2014/06/17
Shinji
105
似たもの同士!? いやいや、将也と植野じゃアプローチが違いすぎるよ。過去を肯定するか否定するかだな。川井さんみたいな娘っていたよなぁ、でもって苦手だったし.. まあ何と言ってもこの巻は西宮家! 西宮母が何故にターミネーターなのかが分かったし、将也の行動を見てくれるようになった。「すき」ってのと一緒だけど気持ちを表現している場面が少ないので推し量るしかない硝子の『こえ』が届かないのがちともどかしい.. 5巻へ!2016/10/02