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内容説明
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将、古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんのりきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。「猪熊(いのくま)事件」を機に朝廷支配を強める家康(いえやす)。琉球王めんそーれ、織部の三味線がうなる。将軍茶の湯指南役&ファッションリーダー。数寄の王者が目論む「豊徳合体」道険し。生か死か、武か数寄か、それが著しく問題にて候。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永野芽郁と田中圭を足して2で割った寺
42
19巻を読む為に再読。感想は以前と変わらないが、1巻から思うと読みごたえが増していて、下手すると小説以上かも知れない。台詞の一つ一つが読み飛ばしできないものになってきていると思う。2015/11/23
眠る山猫屋
40
豊徳合体未だならず。朝廷・外様の各勢力に頼りにされながら、古田織部のひょうげた戦いは続く。琉球や島津、更には秀忠との苦しい交渉を続けながらの綱渡り、見事です。大人の交渉術、なかなか見習いたいところですが、難しいなぁ。2016/06/03
momogaga
36
レンタル。主人公の若かりし頃と妻との馴れ初めは興味津々で読んだ。硬軟合わせ持つ人だ。気になった人物は「大久保長安」。今まで聞いたことが無い人物。第一印象は日本のラスプーチン。2019/11/04
永野芽郁と田中圭を足して2で割った寺
29
いきなり淀殿&大久保長安のピロートーク。毛利秀元による萩焼の誕生。豊臣&徳川合体に尽力する武将達。朝廷に献金する西国大名。そして猪熊卿の乱倫で深まる幕府VS朝廷。相変わらず出て来る武将達がそれぞれキャラクターがいかにもで面白い。肖像を生かしているのが良い。琉球王と島津の息子も登場。本巻でカッコイイのは例の具志堅用高そっくりの加藤清正。クライマックスには驚いた。反対に滑稽なのは将軍・徳川秀忠。浮気がお江にばれて織部に相談。若き日の織部と夫人の馴れ初めも微笑ましい。回想で久しぶりに信長も登場。2014/08/30
ぐうぐう
18
「茶の湯では 亭主が客に…… 客が亭主になるゆえ………… 立場は変われど 互いに意が通ず 通ずるほどに 一笑も生まれ 和むのだ これを世の中に当てはめてみられよ」。三味線でロックを奏でる織部のひょうげ道は、その一笑において、歴史をくすぐり、歪め、転覆させるか。2014/05/16
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