内容説明
高校で習ったはずなのに、なぜか印象の薄い「地理」。地名や用語のオンパレードに音を上げ、「地理」を暗記科目だと思って諦めてしまってはもったいない! さまざまな現象を説明する「根本原理」を理解し、「地理的思考力」を身につければ、日本と世界の動きがよくわかり、毎日のニュースがもっと楽しくなるはず。「地理的思考力」が身につけば、世の中のしくみもよくわかる! 現役高校生の予習復習にも最適な、苦手意識のあった「地理」がたちまち楽しくなる“やり直し”学習本。
目次
第1章 世界の結びつき
第2章 世界の民族・人口
第3章 世界の地形環境
第4章 世界の気候環境
第5章 地球環境問題
第6章 世界の農牧業
第7章 世界の工業
第8章 生活文化・村落と都市
第9章 アジア・アフリカ・ヨーロッパ
第10章 南北アメリカ・オセアニア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどるん
8
基礎的情報の網羅。偏西風が海流、気温、環境問題など他分野に絡んできているのが興味深い。中国から流されてくる酸性雨が同じく流されてくるアルカリ性黄砂によって中和されているというのは本当だろうか。2014/05/28
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
6
地理の復習一冊目。読みやすいし、地理学としてのものの見方・考え方を示しつつ紹介してくれているので分かりやすかった。良かった。2019/02/22
こうきち
2
旧版新版読み比べましたが、あまり違いはないですね。地理って履修してなかったと思うので、新鮮でした。感じとしては、政治経済に地理的な要因を加えたイメージです。読書時間115分。界王拳三倍2016/05/26
たか
2
系統地理分野が多めで地誌分野はやや少ない印象。地理Bの範囲は一通りカバーしてあるかと思われます。2014/10/22
Sally
2
小さい頃から地図を「読む」のが大好き。中学時代、母に「大学で地理の勉強をしたいんだけど・・・」と相談したら「それなら、地学なのかしらね~?」と、逆に聞き返され、進学に挫折した経験あり(^^;; なので、復習ったって、知ってることばっかりさ~と侮っていたらなんと!一変している国名国境に始まり、環境問題、宗教・民族問題、「温暖化」等々、なんとな~く知ってる、でも説明できないテーマがズラズラ;;そう、ダイナミックに動いていくのが地理の醍醐味!参考書っぽい体裁が楽しいか苦痛かは、学生体験によるかと(笑)2013/04/18