ビッグコミックス<br> 機械仕掛けの愛(1)

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ビッグコミックス
機械仕掛けの愛(1)

  • 著者名:業田良家【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2013/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091846440

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内容説明

本を愛する刑事、最強の兵士、子育てのベテラン、失敗ばかりのダメ店員……ココロを持ったロボットたちの愛情と葛藤、そして“人間”を描きだす、切なくて温かいオムニバス!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

90
ロボットにも暖かな感情や記憶があったらというお話。ロボットゆえに報われないところが切ない。ロボットが忘れてしまっても、愛情をもらった側は覚えている。ロボットではないものにも置き換えられる。自分が存在するってなんなのだろう。生きるとはどういうことを言うのだろう。色んなことを考えさせられた。2017/11/19

海猫

43
9編すべてロボットのお話ではあるが描かれているのはどのエピソードも心についての話。自らの在り方に疑問を持ち、考えはじめるロボット達は人間以上に人間らしい。業田氏の漫画は後半になるにつれテーマや物語性が高みに登るので続巻ではより素晴らしい作品が読めると楽しみにしている。2012/07/31

かおりんご

26
漫画。心をもったロボットが世の中に出回るようになったら、こういうことも起こるかもしれないと思った。泣ける話もあり。2017/08/18

多田幾多

24
心を持ったロボットの切なく悲しい、でも、ちょっぴり希望を抱ける短編。。人間と同じ笑ったり悲しんだり怒ったり苦しんだり、人間と同じように感情や思いをもつロボット達は、生きているんだ。まさしく、生きている。手塚治虫賞をとったというのはまったくもって妥当。2014/01/03

fumikaze

16
漫画『機械仕掛けの愛 ① 』 心を持ったロボット達の愛情と葛藤。私は昔、即席芝居でロボット役をやったことがある。私のロボットは自分では結構良かったと思う。それもあってか、彼等が他人事とは思えなかった。ロボットは真面目で人を裏切らず、体制(システム)に逆らうことが出来ない。時々、社会や会社は私達をロボットにしようとしているのではないかと思うことがある。ロボットになってしまう方が楽に生きられるんじゃないかと思うこともある。でも、やっぱり私は体制(システム)に立ち向かっていく生き方をしたい。2014/07/17

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