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内容説明
一九〇歳と一八〇歳の老爺二人が、藤原道長の栄華にいたる天皇一四代の一七六年間を、若侍相手に問答体形式で叙述・評論した平安後期の歴史物語。人名・地名・語句索引のほか、帝王・源氏、藤原氏略系図付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
3
藤原氏の栄枯盛衰を文学として楽しめる。2015/07/12
さらさら
2
現代語訳なし、欄外に校注のみで三〇〇ページ。それだけに読み応えのある１冊だった。裏書部分は漢文もあるので、そこは漢文が苦手な私にはきつかった。現代語訳の本も読んでみたい。 二百歳近い翁ふたりが、見聞きしてきた歴代の帝や、藤原氏の繁栄（特に道長）を若侍に語るという体裁でつづられた歴史物語。成立は平安後期。日本史の教科書で名前は知っていても具体的にイメージのわかなかった人物たちが、具体的な人柄を示すエピソードをからめていきいきとした語り口で語られ、身近に感じることができた。2013/02/26
矢本直弘
0
I read this book to train the usage of classical word. The Main Chronicle was not so interesting except for the story of Emperor Kazan. Through the whole, this book was rather a historical material than a reading matter to me. Dispersively seen stories 2011/03/10
